かあさんは雨女

語学と育児、その他いろいろ。

「ミッフィーのぼうけん」で英語リスニング&ディクテーション! 10月7日放送「ミッフィーのスポーツのひ」

こんにちは。マミです。

そろそろまたTOEICを受けたいな〜なんて思いながら、漢検1級、ロシア語、スペイン語の学習も、相変わらず少しずつつまみ食いしております。

ぜんぶ並行しての学習なので進み方はたいへんゆっくりですが、どれも少しずつ前進している感じがとても楽しいです。一つにどっぷり浸からないやり方のほうが、飽き症の私にはきっと合っているのでしょうね。

 

さて、今日は英語をがんばりますよ。毎週恒例「ミッフィーのぼうけん」ディクテーション企画です。

今回は秋らしく、スポーツの日のお話。

 

※この「ディクテーション」シリーズの詳細や注意事項については、下記リンクをご覧ください。

英語リスニング・ディクテーションチャレンジ!〜「ミッフィーのぼうけん」より〜

 

Miffy's Sports Dayミッフィーとスポーツのひ)

 

学校です。みんなカバンを持って、家に帰るところのようですね。

 

Grunty: Bye!(さよなら!)

Miffy: See you tomorrow!(また明日ね!)

Teacher: Bye. But don't forget, it's Sports Day tomorrow.
(さようなら。忘れないでね、明日はスポーツの日よ。)

Grunty: Oh, I love Sports Day. It's so exciting.(わあ、スポーツの日大好き。とっても楽しいの。)

Teacher: See you tomorrow.(また明日ね。)

Miffy: Bye.(さよなら。)

 

明日は"Sports Day"とのこと。

直訳すると「スポーツの日」ですが、「運動会」と訳されることもあるようです。

とはいえ、日本の学校で行われる「運動会」は日本独自のものなので、このミッフィーワールド(舞台はイギリスかオランダか…?)での"Sports Day"はまた違うものみたいですね。

この後"Sports Day"当日のシーンも出てきますが、どうやら「みんなで障害物競走みたいなことをして身体を動かす日」、ということらしいです。いちおう競技性もあるみたいですが、チームで順位を競うわけでもないし、個人で行う体力測定ともちょっと違うみたいだし…?

日本語吹き替えでも「明日はスポーツの日よ」と言っていましたが、「スポーツの日」という以外にしっくりくる日本語表現はなさそうですね。

 

Melanie: I think we should go and have one last practice before Sports Day.
(私たち、スポーツの日の前に最後の練習をするべきだと思うわ。)

Miffy: We can practice together.(一緒に練習しましょう。)

Dan: At the playground.(広場でやろうよ。)

 

というわけで、来るべきスポーツの日に向けて、みんなで練習をすることになりました。

 

Melanie: On Sports Day, we have to do jumping. Like this!
(スポーツの日には、ジャンプをしなきゃいけないのよ。こんなかんじ!)

 

いつもアクティブなメラニーが、練習を仕切っています。

ジャンプで障害物を乗り越えるのもお手の物!

 

Melanie: Ta-da!(ジャーン!)

Grunty: That looks like fun!(楽しそう!)

 

続いてミッフィーも挑戦しますが、途中で転んで尻餅をついてしまいます。

 

Miffy: Oh!(わあ!)

Melanie: Oh, no!(あっ、大変!)

Grunty: Are you all right, Miffy?(大丈夫、ミッフィー?)

Miffy: Yes, I'm fine. I'm just not very good at jumping.
(うん、大丈夫よ。ただ、ジャンプはあんまり得意じゃないの。)

 

続いて、グランティは平均台に挑戦しますが…?

 

Grunty: Oh, I'm not sure. I'm feeling a bit wobbly. Oh...
(ああ、どうしよう。ちょっとグラグラするかも。あっ…)

Miffy: Don't worry, Grunty. There!(心配しないで、グランティ。ほら!)

 

この"I'm not sure."という表現は直訳すると「よくわからない」となりますが、ここは"I'm not sure if I can make it."(うまくできるかわからない、自信がない)というような表現が省略されたものと思われます。

"wobbly"は「ふらついた、不安定な」という意味の形容詞です。

ヨロヨロとよろめくグランティに、ミッフィーが手を差し伸べて一緒に歩きます。

 

Melanie: Only one more thing to practice. Throwing!
(あと一つ、練習することがあるわ。投げるの!)

 

最後の種目はボール投げですね。

 

Dan: Yes!(よし!)

Miffy: My turn!(私の番ね!)

 

ダンもミッフィーも、ボールを狙ったところに上手に投げています。

 

Melanie: Let me try!(私にもやらせて!)

 

ところがメラニー、どうも思ったようにボールが飛ばない様子。

 

Melanie: Oh, I'm not good at throwing.(ああ、投げるのあんまり得意じゃないわ。)

Dan: I wasn't very good at running.(僕は走るのが苦手。)

Grunty: Balancing was really hard.(バランスをとるのって本当に難しい。)

Miffy: And jumping made me fall over.(私はジャンプで転んじゃった。)

 

"fall over"は「つまずいて転ぶ、落ちる」という意味のイディオムです。

みんなそれぞれ苦手な種目があるようですね。

 

Miffy: Maybe we should play something else for a little while.
(たぶん、しばらく他の遊びをしたらいいんじゃないかな。)

Dan: How about knights-and-dragons?(騎士とドラゴンごっこはどう?)

Grunty: Yes! Run!(そうね! 逃げて!)

Miffy: Look out!(気をつけて!)

 

"knights-and-dragons"という遊びがあるんですね。騎士になりきって、ドラゴンと戦うごっこ遊びのようです。

みんな意気揚々と遊びを始めてしまいますが、メラニーは…?

 

Melanie: Wait! I thought we were practicing for Sport Day.
(待って! 私たちスポーツの日の練習をしてたんじゃないの。)

Miffy: Let's just play for a little bit first? It'll cheer us up.
(先に少し遊びましょうよ。元気が出るわ。)

Dan: You could be Melanie the Magical.(君は魔法使いのメラニーになったら。)

Melanie: Umm, the wisest wizard of the world. Spell ball --- whoosh!
(うーん、世界いち賢い魔女ね。魔球をシューっ!)

 

"cheer ... up"で「...を元気づける、活気づける」というイディオム。

"Melanie the Magical"というのは「魔力のあるメラニー」みたいなことで、魔法使いキャラとしてのメラニーの愛称のようなものですね。

"spell"は「呪文、まじない、魔法」なので、"spell ball"で「魔法のかかった球」となります。

"whoosh"は、物が素早く動くときの「ヒュー」とか「シャー」みたいな音を表す擬音語(オノマトペ)です。

 

最初は遊ぶのに反対していたメラニーですが、ダンたちに乗せられてその気になったようです。

苦手なボール投げも、「魔球」としてなら上手に投げられるみたいですね。

 

Miffy: Good spell, Melanie the Magical!(いい魔法だわ、魔法使いメラニー!)

Dan: Look out, dragon!(気をつけろ、ドラゴンだ!)

Grunty: Here he comes!(ドラゴンが来るわ!)

Melanie: Spell ball, whoosh!(魔球をシューっ!)

Miffy: Look out!(気をつけて!)

Dan: Don't scare me, Dragon!(怖がらせないで、ドラゴン!)

 

"look out"は命令文でよく使われるイディオムで「気をつけろ!」という意味。"watch out"という表現も似た意味です。

みんなハイテンションで動きまわっています。グランティも、さっきはうまくできなかった平均台に自らよじ登って上手に渡っていますね。

 

さて、次の日です。先生がスポーツの日の競技(?)の説明をしています。

 

Teacher: First, you have to balance on the beam,(まず平均台の上でバランスをとって歩いて、)

then you have to run as fast as you can to the ball and throw it in the hoop,
(それからボールのところへ出来るだけ速く走って、輪に投げ入れるの、)

once you've done that, you hop into the rings and cross the finishing line. Doesn't it look like fun?
(それが終わったら、輪の中を跳んでゴールを越えるの。楽しそうでしょ?)

 

"beam"は「光線」という意味が知られた語ですが、同じ語で「(建築物などの)梁、横材、(はかりの)さお、信号電波」など様々な意味を表します。

どうやら、「まっすぐ一直線になっているもの」を広く表す語のようですね。

で、ここでは「平均台」の意味で、正式には"balance beam"といいます。「バランスをとって進む一直線の棒」ってことですね。

 

"hop into the rings"というのは「輪の中へ飛び込む」ということですが、"rings"と複数形になっているので、輪から輪へ次々とジャンプで進んでいくイメージです。

 

楽しそうに説明してくれた先生ですが、みんなの反応はなんだか微妙…。

 

Dan: Hmm...(うーん…)

Teacher: What's the matter? I thought you were looking forward to Sports Day.
(どうしたの? スポーツの日を楽しみにしていると思ったのに。)

Miffy: We were, but our practice didn't go very well yesterday.
(楽しみにしていたんです、でも昨日、練習がうまくいかなかったの。)

Teacher: Well, you've been doing sports all year. You're all brilliant.
(あら、あなた達は1年中スポーツをやっているじゃない。みんなうまくできるわよ。)

Miffy: Maybe we can make Sports Day more like knights-and-dragons!
(私たち、スポーツの日を騎士とドラゴンごっこみたいにすればいいかも!)

Come on, Grunty the Knight! There's a dragon on the loose!
(おいで、騎士のグランティ! ドラゴンが解き放たれたわ!)

 

練習なんかしなくっても、いつもの遊びが練習になっているから大丈夫よ、と先生。

そこで、ミッフィーたちは大好きな「騎士とドラゴンごっこ」を通じてスポーツの日を乗り切ることにしました。

 

"on the loose"は「自由で、逃亡中で、野放しで」という意味のイディオム。ここでは"dragon on the loose"で「封印(?)から解き放たれて野放しになっている危険なドラゴン」というニュアンスです。

 

Miffy: Be careful on the crumbling cliff fall(?)!(もろい崖が崩れるから気をつけて!)

 

ここは聴き取りにあまり自信がありませんが、こう言っているように聞こえました。

"crumble"は「ぼろぼろになる、崩れる」という意味の動詞。名詞として、小麦粉で作るポロポロ崩れやすいお菓子「クランブル」というのもありますね。

ここでは「もろくなっている崖(crumbling cliff)が、崖崩れを起こす(fall)から気をつけて」という意味の台詞かなーと思いました。

 

Miffy: I think we need the spell ball, Melanie the Magical!
(私たち魔球が必要だと思うわ、魔法使いメラニー!)

Melanie: Spell ball, whoosh!(魔球をシューっ!)

Miffy: Yes!(やった!)

Dan: Don't forget me! Racer(?) Dan to the rescue!(僕を忘れないで! レーサー・ダンが助けに来たぞ!)

 

メラニーは、やっぱり「魔球」なら上手に投げられるようですね。

ダンもレスキュー隊員としてノリノリで平均台を渡っていきます。レスキューなのに"racer"(レーサー)?と少し不思議に思いましたが、"race"には「急いで駆けつける」というような意味もあるので、「速く現場に駆けつける隊員」みたいな意味で言っているのかな? と思いました。

 

Teacher: Gooness! I thought you didn't want to do Sports Day.
(まあ! あなた達、スポーツの日をやりたくないんじゃなかったの。)

Grunty: We didn't.(やりたくなかったわ。)

Teacher: But you're doing all the obstacles.(でも、障害物を全部こなしているじゃない。)

Melanie: That's because of playing dragons-and-knights.
(ドラゴンと騎士ごっこで遊んでいるからです。)

 

"obstacle"は名詞で「障害、妨げ」。この語だけで、競技に使われる「障害物」の意味にもなります。

 

Miffy: We were worse about(?) doing the obstacles, so we turned it into the game instead!
(私たち障害物がうまく越えられなかったから、代わりにそれを遊びに変えちゃったんです!)

Melanie: It's fun!(楽しい!)

Teacher: Oh, what a good idea, Miffy.(まあ、なんていい考えなの、ミッフィー。)

 

ミッフィーの最初のせりふ、正確には聴き取れませんでした。「うまくできない」なら"bad at"→比較級で"worse at"となるはずなのですが、そうは聞こえなかったので…。うーん。

"turn A into B"は「AをBに変える」というイディオムですね。

ミッフィーたちの遊びは続きます。

 

Miffy: Yay!(わあい!)

Grunty: Ha-ha.(ハハハ。)

Melanie: This way!(こっちよ!)

Dan: Now run as fast as you can, through the forest of spooky trees.
(さあ、全力で走って! 不気味な木がいる森を抜けるよ。)

Melanie: Don't let the prickly branches rub you! Spell ball, whoosh!
(トゲトゲの枝に引っ掻かれないようにね! 魔球をシューっ!)

 

"spooky"は「不気味な、恐ろしげな」という意味の形容詞。

"prickly"は、名詞"prickle"(とげ、いが)が形容詞になったもので「とげとげの、ちくちく刺す」というような意味になります。

"branch"は「枝」ですね。

もちろん、実際には不気味な木もトゲトゲの枝もないのですが、子どもたちの想像力は無限に広がっていきます。

冒険気分で障害物競走、なんだかとっても楽しそう!

 

Miffy: Yay! Quick, hop on to these marshmallows!
(やった! さあ早く、このマシュマロに飛び乗るの!) 

We need to get to cross the swamp of melty chocolate.
(溶けたチョコレートの沼を抜けなきゃ。)

Grunty: Nearly there! Reach to the castle!(あと少しよ! お城に着いた!)

 

"swamp"は「沼地、湿地」。輪っかの中をピョンピョン跳んでいくだけの障害物も、ミッフィーの手にかかればチョコレートの沼になっちゃいました!

グランティが言っている"nealy there"というのは「もうほとんどそこ(ゴール)にいる」ということで、「もうすぐゴールに着く」と言いたいわけですね。

 

Teacher: Well done, Grunty the Knight and all of your brave friends! Here are rewards.
(よくできました、騎士のグランティと勇敢な仲間たち! 賞状よ。)

Miffy: Yay! Thank you, teacher.(やった! ありがとう、先生。)

 

"reward"は「報酬、ほうび」という意味の名詞。ここでは賞状を渡しているので、訳もそうしておきました。

 

Dan: Can we do it again?(もう一度やってもいいですか?)

Teacher: I don't see why not. But this time, can I be the dragon? Roaaar!
(もちろんよ。でも今度は、私がドラゴンをやってもいい? ガオー!)

Grunty: Here comes the dragon!(ドラゴンが来るわ!)

Melanie: This way! Run, run!(こっちよ! 逃げて、逃げて!)

 

先生のせりふ"I don't see why not."は直訳すると「何故だめなのか(理由が)私には見えない」。つまり「だめな理由がない」ので「もちろんいいよ」となるわけです。先生なので、ちょっと回りくどい複雑な表現を使っていますね。

 

最後は、ついに先生も遊びに加わることになってしまいました。

でもみんな楽しそうで何よりですね。おしまい。

 

では、次回も英語かスペイン語の記事をマイペースにお届けいたします。

また近いうちにお会いしましょう〜。

 

※当ブログはランキングサイトに参加しています。クリックしてくださると嬉しいです〜。

にほんブログ村 英語ブログへ
にほんブログ村

にほんブログ村 英語ブログ 英語学習法へ
にほんブログ村