「ミッフィーのぼうけん」で英語リスニング&ディクテーション! 2月10日放送「このおと なあに?」
こんにちは。語学大好きかあさん、マミです。
今日も元気にMacBook Airを開いてポチポチとこのブログを書いているのですが、このMacBook Air、私が大学生のときに買ったものでして、ずいぶんと年季が入ってきております。調べてみたところ、OSは2011年もの。そろそろ買い替えてもいいのかしら…? などと考えたりしております。
パソコンには詳しくないので「7年やそこら使ったくらいで古くなったなどと文句を言うな!」とお叱りを受けそうな気もしますが、使っているブラウザ(私はSafari派です)の現バージョンが対応できるサイトが近年どんどん減っていっておりまして、ついに昨年末からはYahoo!が完全に開けなくなりました。
他にも、調べものをしていて良さそうなサイトにたどりついたと思ったら「このページは開けません」となる確率が20%くらいに上がってきており、検索時のストレスが半端ないのですよ。よしんばページを開けたとしても「画像は一切読み込めマセ〜ン」とばかりにテキスト形式のみでページが表示されて「いにしえの個人サイトかよ!!」とツッコミを入れざるを得ない状況に陥ることも。で、結局、開けないページをいちいちスマホで検索し直したりして、なんのためのパソコンかしら、てな感じになっております。ちなみに、このブログでは毎回ランキングサイトへのリンクを貼りつけていますが、そのバナーも私のブラウザでは「?」マークになっている始末。ちゃんと貼りつけられているのか、いつもドキドキハラハラしています。
古いOSはブラウザのアップデートにも対応していないし(←Macあるある)、こればっかりは買い替えないとどうしようもないのですよねえ。まだまだこうやってブログも更新できるし、もったいないような気もしないでもないですが…。
で、MacBook Airの新しいのやiPadあたりを、スペックだけでも調べてみようとアップルストアのサイトを開こうとしたところ、「このページは開けません」と言われました。ムキー。
しかたなくスマホでサクサクと調べてみたところ、iPadでもほとんどPCと同じスペックで作業ができるようになってきているのですね。ストレージも今持ってるMacBookの何倍も大きいやつがたくさんあって、なんだか良さそうです。
大学の時からずっとラップトップPCを使ってきましたが、思い切ってiPadにしてみるのもアリかも…? でもiPadだと、ちょうど今やってる「座椅子にダラ〜ンと座って膝にキーボードを乗せて文章を打つ」てのはできなさそうな気がする…。後付けキーボードにも色々種類があるみたいだけど、ゴツいのを選ぶと結局パソコンと同じになっちゃって、何のためのiPadかわからないし…。
なんだか、書いてて訳がわからなくなってきました。
そしてこれは語学のブログです。今日は英語学習の記事を書く予定だったのです!!
(当ブログおなじみの「前置きが長過ぎて本題を忘れるやつ」、久々にやっちゃいました。)
パソコンのことはまた改めて考えるとして、ようやく本題に移りましょう。「ミッフィーのぼうけん」英語ディクテーションです。今日は動物の鳴き声がテーマですよ〜。
※この「ディクテーション」シリーズの詳細や注意事項については、下記リンクをご覧ください。
英語リスニング・ディクテーションチャレンジ!〜「ミッフィーのぼうけん」より〜
Miffy and the Squeak(このおと なあに?)
朝、学校が始まります。先生が子どもたちを、教室に入るよう促しているところ。
Teacher: Come along, now. (さあ、おいで。)
Dan: You were nearly late.(遅刻するところだったね。)
Teacher: In you come, everybody.(入ってちょうだい、みんな。)
Melanie: You're 'it', Grunty.(今度はあなたがオニよ、グランティ。)
"nearly"は「ほとんど、もう少しで、すんでのところで」という意味の副詞で、ダンが言っているように「遅れるとこだった、危なかった〜(実際には遅れてない)」というニュアンスで使うことができます。
先生は"in you come"と言っていますが、これは"you come in"(あなたたち、入りなさい)という文の倒置表現ですね。「中に」入ってほしいので、"in"を先に持ってきて強調しているわけです。
メラニーは、グランティに"You're 'it'."と言っています。"it"というのは、ここでは鬼ごっこやかくれんぼのオニのこと。英語では「それ」という言い方をするんですね〜。
Melanie: Oh, no, you don't(?).(残念でした。)
これは前後の文脈がわからないので何とも言えませんが、オニになったグランティに対して言っているので「私を捕まえることなんてできないよ〜」とけしかけているようなニュアンスだと思われます。
Grunty: Almost.(もうちょっと。)
Teacher: Thank you Grunty, settle down.(ありがとう、グランティ、座ってね。)
Grunty: Sorry, Miss.(すみません、先生。)
グランティはまだメラニーとふざけあっています。先生は"thank you"と言っていますが、グランティに感謝を伝えたいのではなく、「もう座る時間だってこと、わかってくれてありがとう」と(まだグランティは座っていないけれど)釘を刺すような意味で言っています。
"settle down"は「落ち着く」や「静かに座る」という意味のイディオム。
ちなみにグランティは先生のことを"Miss"と呼んでいます。イギリスでは、既婚か未婚かにかかわらず女性教師のことを"Miss"と呼ぶ習慣があるのだそうで、ここは「先生」と訳しても問題ありません。
Teacher: It's time to start.(さあ、始めましょう。)
Miffy: Oh!(わっ!)
イスに座った途端、キーッという不思議な音が聞こえて、なんだかびっくりしているミッフィー。どうしたのでしょうか?
Teacher: Today, I want to teach you about the noises, that different animals make.
(今日は、色んな動物たちの鳴き声について教えます。)
Teacher: The first one is a cow. Who can tell me what noise a cow makes.
(最初は牛ね。牛はどんな鳴き声で鳴くか、わかる人?)
今日の授業は、動物の鳴き声。"different animals"というときの"different"は「違う」という意味ではなく、「色々な、種々の」という意味で使われています。
Miffy: Oh.(わっ。)
答えようと手を挙げたとたん、また「キーッ」とう音が聞こえて驚いた様子のミッフィー。
Teacher: No calling out, Miffy. Put your hand up if you know the answer.
(叫ばないで、ミッフィー。答えを知ってるなら、手を挙げてね。)
Miffy: But I didn't.(叫んでません。)
Teacher: And cows don't squeak. They...(それに牛はキーキー鳴かないわ。牛は…)
Dan: Moo, Miss!(モーモーです、先生!)
先生はミッフィーの出した「キーッ」という音を、ミッフィーの解答だと勘違いしたようです。"calling out"は「大声で叫ぶ」という意味なので、ここでは「答えをすぐ大声で言っちゃうんじゃなくて、まず手を挙げてね」と注意しています(私も授業でよく言うなあ…)。
"squeak"は、ネズミや赤ん坊などが出す甲高い音を表現した擬音語。「キーキー」とか「チューチュー」と訳すことが多いようです。
"moo"は牛の鳴き声「モー」の擬音語ですね。今日は擬音語がたくさん出てきますよ〜。
Teacher: That's right, Dan. Cows go "moo".(そうね、ダン。牛は「モー」と鳴くわね。)
Grunty: Moooo. Moo moo moo, moo moo moo.(モ〜。モーモーモー、モーモーモー。)
Teacher: Calm down, Grunty. Now, what noise does a horse make?
(落ち着いて、グランティ。さあ、馬の鳴き声は?)
先生が言っている"Cows go moo"の"go"は、ここでは「言う」という意味です。
次に馬の鳴き声を言おうとして、ミッフィーはまたあの「キーッ」音を出してしまいました。
Teacher: No, Miffy. Horses don't squeak. They, ah, Melanie.
(違うわ、ミッフィー。馬はキーキー言わないの。馬は、ええと、メラニー。)
Melanie: Neigh!(ヒヒーン!)
Teacher: That's right, Melanie. Last one. So, who can tell me what noise a sheep makes?
(そうね、メラニー。これが最後よ。じゃあ、羊の鳴き声がわかる人?)
なんだかミッフィーがかわいそうになってきますね。口で「キー」って言ってるわけじゃなさそうなんですが…。
"neigh"は馬の鳴き声の擬音語。日本語の「ヒヒーン」とはずいぶん違いますね。このあと出てくる羊の鳴き声"baa"も、日本語では「メー」となるところです。言語が違うと、動物の鳴き声も違って聞こえるものなんですね。
Teacher: No, Miffy. Sheep do not go squeak. And please put your hand up rather than calling out.
(違うわ、ミッフィー。羊もキーキーとは鳴かないのよ。それに、叫ぶんじゃなくて手を挙げてちょうだい。)
Miffy: But I am putting my hand up, Miss. Look!(でも、私、手を挙げてます、先生。見て!)
この先生が言っている"sheep do not..."という表現、主語の"sheep"は単複同形(複数形が単数形と同じ形で、-sがつかない)の名詞で、ここでは複数形として扱われています。その証拠に、助動詞が"does"ではなく"do"になっていますね。
度重なる先生の誤解にしびれを切らしたミッフィー、ついに無実(?)を主張し始めました!
不思議なことに、ミッフィーが腕を動かす度に「キー、キー」という音(squeaky sound)が鳴ります。
Dan: I've never heard of a squeaky arm before. Try standing up, Miffy.
(キーキー鳴く腕なんて聞いたことないよ。立ち上がってみて、ミッフィー。)
ダンの言われたとおりに立ち上がるミッフィー。
"try -ing"は「〜してみる」という意味の表現です。
"try to ..."とto不定詞の形にすると、「〜しようとする」という別の意味になるので注意!
Dan: Now, put your hand up.(じゃあ、手を挙げて。)
立ち上がったまま手を挙げると、キーキー音は鳴らなくなりました。
Melanie: She didn't squeak.(キーキーいわなくなったわ。)
Grunty: It's gone.(元に戻った。)
Miffy: Thank you, Dan.(ありがとう、ダン。)
グランティの言っている"It's (=It has) gone."は、直訳すると「それは去ってしまった」になります。キーキー音が消えてなくなったことを意味しているのですね。
さて、謎のキーキー音が消えて一件落着…と思いきや、ミッフィーが席に座ったとたん、また「キー」と音が鳴りました。
Grunty: It's back again!(また(音が)戻ってきた!)
Dan: I guessed that might happen.(そうかもしれないと思ったんだ。)
Miffy: But I didn't lift my arm.(でも私、腕を挙げてないわ。)
Dan: It's not your arm that's squeaky. It's your chair!
(キーキーいってるのは君の腕じゃないよ。君のイスだよ!)
Miffy: My chair?(私のイス?)
Dan: Let me try.(僕にやらせて。)
ダンは謎の音の正体について、何か見当がついているようですね。
試しにダンがミッフィーのイスに座ると、やっぱり同じ音が鳴りました。
Dan: I thought so. It's definitely the chair that's squeaky.
(思ったとおりだ。キーキー鳴ってるのは、絶対にイスなんだよ。)
Teacher: So I see, and so I hear. Thank you, Dan.
(これでわかったわ、音が聞こえるもの。ありがとう、ダン。)
音の正体は、老朽化したイスだったんですね。
先生は"so I see"と言ったあと、"so I hear"と付け加えています。"I see"という表現には「わかった、理解した」という意味がありますが、ここではキーキーという音が話題にのぼっているので、先生は"I see"(見えた)だけでなく"I hear"(聞こえた)も付け加えてユーモアを表現しているのです。
Teacher: Now we know what's making a squeak.(これでキーキーという音の正体がわかったわ。)
Still, very distracting. You just have to try keep still, Miffy.
(でも、とっても気が散るわね。ミッフィー、できるだけじっとしていて。)
Miffy: Sorry, Miss. I'll be quiet as a mouse.(すみません、先生。ネズミみたいに静かにします。)
"distracting"は「気を逸らす、気を散らせる」という意味の形容詞。音の正体がわかったところで、音自体が止むわけではないので、授業をするには邪魔っけだということですね。
"keep still"は「じっとし続ける」という意味の表現。
"(as) quiet as a mouse"は定型表現で「静かにする」という意味。英語では「静かなもの」の代表格がネズミなんですね。ネズミはチョロチョロ動き回るし、チューチューうるさいような気がするのですが、これは日本人の感覚なのかなあ。
ちなみに、動物を使った比喩表現は他にも色々あります。以下にいくつか例を挙げます。
as proud as a peacock =(クジャクのように)誇り高い
as busy as a bee =(ミツバチのように)たいへん忙しい
as gentle as a lamb/dove =(羊/ハトのように)優しい
as happy as a lark =(ヒバリのように)ごきげんだ
この他にも色んな表現があります。リストを載せているサイトをみつけましたので、ご参考までに。
話を本題に戻します。
いくら授業を静かに進めるためとはいえ、ミッフィーだけ動かずにジッと座っていなければならないというのは、なんだか酷な話ですね。
ところが、ミッフィーの"quiet as a mouse"という表現を聞いた先生、何か思いついたようです。
Teacher: A mouse! That gives me an idea. (ネズミね! いいことを思いついたわ。)
Since we can't stop the noise happening, we can make it a part of the lesson!
(音が止められないなら、授業に音を取り入れちゃいましょう!)
Melanie: What do you mean, Miss?(どういう意味ですか、先生?)
Teacher: I' going to teach you a funny song to help you remember which animal makes what noise.
(面白い歌を教えてあげる、これでどの動物がどんな音で鳴くか覚えられるわ。)
Children: Yay!(わあい!)
"we can make it a part of the lesson"は、直訳すると「それ(=キーキー音)を授業の一部にすることができる」ということですね。さて、どういう意味でしょう?
Teacher: Dan, you can be the cow. Melanie, a horse. Now, who can be the sheep?
(ダン、あなたが牛になって。メラニーは馬。さあ、羊になれる人は?)
Grunty: Oh, baa! Baaa!(あっ、メー、メー!)
Teacher: Very good, Grunty. But wait till I point you. Is everybody ready?
(とても上手ね、グランティ。でも私が指差すまで待ってね。みんな準備はいい?)
みんなの配役を決めた先生は、歌を歌いはじめました。
Teacher: Down in the farmyard, what did I see? A cow went--
(牧場で何を見たでしょう? 牛が鳴いた…)
Dan: Moo, moo, moo!(モー、モー、モー!)
Teacher: At me. Down in the farmyard, what did I see? A horse went--
(…ってね。牧場で何を見たでしょう? 馬が鳴いた…)
Melanie: Neigh, neigh, neigh!(ヒヒーン、ヒヒーン、ヒヒーン!)
Teacher: At me. Down in the farmyard, what did I see? A sheep went--
(…ってね。牧場で何を見たでしょう? 羊が鳴いた…)
Grunty: Baa, baa, baaaa.(メー、メー、メー。)
Teacher: At me. Down in the farmyard, what did I see? A mouse went--
(ってね。牧場で何を見たでしょう? ネズミが鳴いた…)
Miffy: [squeak, squeak, squeak]([キー、キー、キー、という音])
Teacher: At me!(ってね!)
なるほど、歌の中で動物の鳴き声を表現し、ミッフィーのイスの音も「ネズミの鳴き声」として採り入れる、ということだったのですね。
"farmyard"は「農家の庭、農場構内」。まあ「ある牧場の中のどこか」くらいの感覚でいいのかしら。
動物の鳴き声が含まれた部分は、合わせると"A cow went 'moo, moo, moo' at me."のようになります。「牛さんが「モー、モー、モー」と私に向かって言った」ということですね。
Miffy: I'm the mouse!(私、ネズミになっちゃった!)
Grunty: Squeak, squeak!(キー、キー!)
Teacher: Oh, well done, Miffy! You're the best mouse I've ever heard.
(まあ、よくできたわね、ミッフィー! これまで私が聞いた中で一番のネズミさんだわ!)
Grunty: Let's sing it again!(もう一回歌いましょう!)
Melanie: Can I be the mouse?(私がネズミをやってもいい?)
Teacher: Everyone can have the turn in the squeaky chair. Now, form a line.
(みんな順番に、キーキー鳴るイスの役をやりましょうね。さあ、列になって。)
歌は子どもたちに大好評。みんなネズミの役をやってみたくなったようです。
"turn"はここでは「順番、機会」という意味なので"the turn in the squeaky chair"で「キーキー鳴るイスを使う順番」ということ。
さあ、みんなで列になって、歌を続けます。
Everyone: Down in the farmyard, what did I see? A mouse went--
(牧場で何を見たでしょう? ネズミが鳴いた…)
Dan: [squeak, squeak, squeak]([キー、キー、キー、という音])
Everyone: At me. Down in the farmyard, what did I see? A mouse went--
(牧場で何を見たでしょう? ネズミが鳴いた…)
Melanie: Squeak, squeak, squeak!(キー、キー、キー!)
Everyone: At me!(ってね!)
ネズミの歌詞だけになっちゃって、授業としてはどないやねん…と思わないでもないですが、ともかくみんな楽しそうで何よりですね。おしまい。
さて次回ですが、ちょっと語学の話を離れて医療関係の記事を書こうかと考えています。
実は昨年、骨髄バンクのドナーとして骨髄提供手術を受けまして、その経験をいつかブログにまとめようと少しずつ書き進めていたのです。コーディネート期間(適合通知を受けてから実際に手術が終わるまで)のことも含めるとかなり長い記事になりそうなのですが、先日、競泳の池江璃花子選手が白血病を公表したことで骨髄バンクドナーへの関心が高まっていると聞き、情報を必要としている人のためになるべく早く書き上げようと考えるようになりました。
もう少し時間がかかるかもしれませんが、完成し次第更新いたします。
では、また近いうちにお会いしましょう〜。
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