かあさんは雨女

語学と育児、その他いろいろ。

スペイン語検定4級合格!

新年、明けましておめでとうございます。

 

すっかりご無沙汰してしまいました。

年末年始は長めの帰省と旅行をしておりまして、その間にもちまちまと更新できるつもりでおったのですが、やはりというか何というか、実家で遊びほうけてしまいました(笑)。

地元の友人に会ったり、学生時代のバイト先に遊びに行ったりと、のんびりした毎日でございました。

 

普段は私と二人きりで過ごすことの多い娘・おタマ(1歳4ヵ月)も、たくさんの大人に囲まれ可愛がられて、彼女なりに色々と刺激を受けたようです。このところ、ことばが口に出る頻度が多くなったように思います。

最近覚えたことばは「ピーマン」。パ行とマ行が言いやすいようで、ままごとのピーマンを見せて「これ何?」と聞くと見事に答えてくれるようになりました。「どうぞ」や「おいで」など普段よく聞く言葉も、おうむ返しで言えるようになりました。

更に、拍手をしながら「パチパチ」…と言いたいようなのですが、「チ」の音が難しくて「ぱぴぱぴ」になってしまっております。手を叩きながら満面の笑みで、たどたどしく「ぱぴぱぴぱぴ」と繰り返す娘。可愛さでスカウターが爆発しそうです。

 

歩くのはまだまだ、ゆったりペースのおタマですが、実家ではよちよちと3歩ほど前進することができるようになりました。一緒に外をお散歩できる日も近いかもしれません。

 

さて、今回はタイトルにも書いた通り、ちょっとした報告です。

スペイン語検定4級、合格いたしました!(ぱちぱちぱち!)

 

スペイン語4級受検記はこちら↓

記憶力との闘い(いろんな意味で)。〜スペイン語検定4級受検記録〜

 

昨年12月半ば頃に合格の報せが届いたのですが、いつもながら、スペイン語検定は合格証書を1枚ぺらりと送るきりで得点も何も知らせてくれず、振り返りのしようがないのですが…。

今回は語彙問題がボロボロだったことは覚えているので、他のセクションできっちり得点できていた、ということでしょう。

 

そして、スペイン語関連でもうひとつ、嬉しいことがありました。

 

昨年末、北陸から関西に帰省する前に、家族で広島を訪れていた私。ホテルにて、衣類を抱えてランドリー室に入っていくと、先客がいらっしゃいました。

外国人のカップルです。何やら、乾燥機の使い方がわからず困っている様子…。

男性の方が私に「これ、いくら?」と英語で聞いてきます。「30分で100円だよ」と英語で返す私。しかし、お礼を言って彼女との会話に戻る様子を何となく見守っていると、妙に巻き舌の入ったリズムのよい言葉が聞こえてきます…。

そして、端々に"cuando"とか"estos..."とかいう単語…。

 

これって、ひょっとして…

 

スペイン語なのでは…????

 

これは千載一遇のチャンスかも知れない…!

日本でスペイン語を学習していて、スペイン語話者に出会えるなんてレアな体験!

観光名所・広島バンザイ!!

 

とばかりに、意を決して"Where are you from?"と聞いてみました。

すると、案の定"Mexico"とのこと! スペイン語圏だ!!

続いて、勇気を出して"¿Habla usted Español?"(あなたはスペイン語を話しますか?)と聞きました。

(思えばこの時、相手は二人(複数)いたので"¿Hablan ustedes...?"が正解だったのですが、そこまで気が回りませんでした…)

突然スペイン語を話しはじめた私にお二人は少し驚かれたようですが、"Estudio Español."(スペイン語を勉強しているんです)と私が説明すると、嬉しそうにおしゃべりに付き合ってくれました。

 

どれくらい勉強しているの?

どこから来たの?(たぶん日本人じゃないと思われた…)

広島にはどれくらいいるつもりなの?

 

などなど。

私は必死で頭の中のスペイン語文法と単語を引っ張りだし、なんとか自分の状況を説明していきました。が、「(広島を)旅行している」"viajo"と言いたくて"trabajo"(働いている)と言ってしまったり(英語のtravelに引っ張られていつも間違えるのです…あとで訂正しましたよ)、「関西出身だけど今は北陸に住んでいて、3週間の里帰りのついでに広島に来ている」という複雑な状況をとっさに説明できず、「関西から来て広島に3週間も滞在している不思議な人」になってしまったり(笑)と、散々ではありましたが…。

でも、とても楽しかったです。学んだことが実際に役立つって、やっぱり嬉しいし、心地いい。初めて出会った、遠く離れた国の人と、こうしておしゃべりして心を通わせることができるなんて。なんとも得難い経験でございました。

 

お二人は、年末の休暇を使って日本中を旅していて、東京を観光してから広島を訪れ、これから京都や大阪を見てまわるつもりなのだと教えてくれました。

(やっぱりまとまった休暇がとれる国はいいなぁ…日本もこうあってほしいものだ…。)

別れ際には、決め台詞"¡Buen viaje!"(良い旅を!)をばっちりお伝えしましたよ。

 

ちなみに、このメキシコ人の男性の方とは翌朝エレベーターでばったり再開し、一緒にいたおタマを見て"¡Qué bonita!"(なんてかわいいんだ!)とのコメントをいただくことができました。

 

しかし、2000以上も単語を頭に入れておきながら、いざスペイン語で会話をするとなると、初級のフレーズすらなかなか出てこないものですね。英語で留学したときも感じたことですが、やはりいくら理論を身に着けても、話す練習をしていないとダメだなぁ…ということを痛感しました。日頃からリスニングばかりしているお陰か、聴き取りはバッチリでしたけどね☆

 

というわけで、今年のスペイン語学習は、DELEのB1レベル(会話試験もアリ)を視野に入れつつ、実践で使える語学力を更に磨いていこうと思っています。

 

と、その前に…

今のところは、今月28日にTOEICを受ける予定もありますので、少し英語学習の配分を強めにしています。

英語については、現在、語彙を強化中。これまでは「会話だけできればいいかな…」と思っていたのですが、購読している英語雑誌"Reader's Digest"を辞書なしで読めるようになりたい、あわよくば英字新聞をすらすら読めるようになりたい…というところまで欲が出て、大学時代に購入した英単語教材を引っ張りだしてやり直しているところです。

使っているのは、ALCから出ている「究極の英単語」シリーズ。有用性・使用頻度順にソートされた英単語12000語が、4冊に分かれて収録されています。vol. 2の後半から復習を始め、現在はvol. 3を少しずつ攻略中。スマホの単語帳アプリが役立っています。今年の春頃には12000語が終わればいいなーと思っていますが、難易度がどんどん上がっていくので難しいかも…。

ちなみに、英検は私、準1級を持っているのですが、1級の語彙ってどんなもんかな?と調べてみたところ…

 

12500語以上も必要なんですね…。

 

準1級と1級の間の壁…厚すぎ。 (※準1級は7000語くらいあれば受かります)

いつか取りたい英検1級…今年はまだまだ見送りかもしれません。

 

さて、今年も一発目から長々と書いてしまいました。

当ブログ、いつもの「ミッフィー」英語ディクテーションも「チェブラーシカ」ロシア語解説も、これまで通りのんびりしたペースで、少しずつ進めてまいります。

今年も、どうぞよろしくお願いいたします。

 

では、また近いうちに。