かあさんは雨女

語学と育児、その他いろいろ。

英語リスニング・ディクテーションチャレンジ! 〜「ミッフィーのぼうけん」11月12日放送分〜

こんにちは。マミです。

 

めっきり寒くなってきましたね。夜中から朝方にかけては特に冷え込むようになり、1歳の娘・おタマに何を着せて寝かせるか悩む時期になりました。

去年の冬はまだ寝返りをしなかったので、パジャマ+スリーパー+毛布+布団でちょうどよく保温できていたのですが、今年は寝ている間にも活発に暴れまわるアクティブ幼児に進化したおタマですので、毛布や布団をかけても秒で蹴っ飛ばします

ゆえに、着ているものだけで何とか朝まで温かく眠ってもらわねばならないのですが、小さい子どもは体温が高く、着せすぎると今度は暑くて快眠できなくなってしまう(うつ熱、というそうです)ので、調節が難しいのです。

今のところ、長袖肌着+フリースパジャマ+腹巻き+スリーパーで快適に眠れているようですが、もう少し寒くなってきたらどうしようかな…これ以上ぐるぐる巻きに着せるのもはばかられるし。と、悩んでいるところでございます。

 

さて、今日は毎週恒例の「ミッフィー」英語ディクテーションですね。遅くなりましたが、先週日曜分をお届けします。

 

※この「ディクテーション」シリーズの詳細や注意事項については、下記リンクをご覧ください。

英語リスニング・ディクテーションチャレンジ!〜「ミッフィーのぼうけん」より〜

 

「メラニーのえんそく」11月12日(日)放送分

 

ミッフィーのお友だち、うさぎのダンとメラニー、ぶたのグランティが、集まって何やら話をしています。 

 

Dan: Are you excited?(わくわくしてる?)

Melanie: Oh, yes!(うん!)

Grunty: I am.(してるわ。)

 

どうやら、何かのイベントが始まるようですね。ミッフィーも来ました。

 

Miffy: Hello, everyone.(こんにちは、みんな。)

Dan, Melanie, Grunty: Hi, Miffy!(こんにちは、ミッフィー!)

Melanie: All ready for the school trip?(遠足の準備はいい?)

Miffy: Oh, yes. I hope to see a horse. They're my favorite.(いいわ。馬を見たいな。私の好きな動物なの。)

Melanie: Oh, yes. But, horses… I can't wait to see them.(ああ、そうね。でも、馬…。待ちきれないわね。)

 

これから遠足に行くところだったのですね。"school trip"は「修学旅行」を指すこともありますが、規模が違っても課外学習的なものはこう呼ばれるのでしょう。

何か、動物がたくさん見られるところに行くようです。ミッフィーは馬が見たいようですが、メラニーの反応が今いち…。

"can't wait to 〜"は「〜が楽しみで待ちきれない!」という気持ちを表す定型表現ですが、メラニーは言葉と裏腹に、「馬を見るなんて嫌だなあ」とでも言いたげな表情です。

 

Dan: I want to see the ducks! Quack, quack!(ぼくはアヒルが見たいな。クワっ、クワっ!)

Grunty: Oh, I will like elephants!(ああ、私はゾウがいい!)

Melanie: I don't think there will be any elephant, Grunty. It's farm, not a zoo.(ゾウはいないと思うわ、グランティ。動物園じゃなくて、牧場だもの。)

Grunty: Oh well, I like goats too. Baaa!(ああそうね、ヤギも好きよ。メエ〜!)

 

牧場に行くのにゾウが見れると思っているグランティ、相変わらずちょっと抜けててかわいいです。

 

さて、ここで動物の鳴き声がたくさん出てきますが、動物の鳴き声の表し方は言語によってずいぶん違うものです。

例えば、日本語では犬は「ワン、ワン」ですが英語では"bow wow""woof"などと表現されます。

ニワトリの"cock a doodle doo"というのも有名ですね。

ここに出てきたアヒル"quack"、ヤギの"baa"というのもなんとなく知っていたのですが、問題はその次。

ゾウの鳴き声です。

ゾウの鳴き声…? 日本語では「パオーン」だけど、英語では聞いたことないな…。

そう思って調べてみたところ、どうやら英語では、ゾウの鳴き声の表記方法ははっきりと定まっていないようです。

それじゃ、このアニメの英語脚本には一体なんて書いてあるのか…気になるところですね。

 

余談ですが、インターネット検索でゾウの鳴き声について調べたところ、おもしろいブログ記事がヒットしました。

What does an elephant say? – Words for Life – Medium

英語話者でコピーライターの方が書かれた記事です。

お子さんの観ていた幼児番組で、ゾウの鳴き声が"Pawoo!"(パウー…?)と表現されているのにどうしても納得いかない筆者が、TwitterFacebookで「ゾウの鳴き声ってpawooじゃないよね!?」と問いかけたところ、たくさんの人から返事が集まり…という内容。

英語で書かれた記事ですが、そんなに難しい内容ではありませんので、もしよろしければご一読ください。色んな人がゾウの鳴き声を懸命に表現しているところに、私は爆笑いたしました。

 

そういえば数年前、Ylvisというノルウェーのバンドの"What does the fox say?"(キツネは何と鳴く?)という曲が世界中でヒットしましたね。キツネの鳴き声がメチャクチャな擬音で表現されていて、バカバカしさが突き抜けている名曲です。日本でもよく売れましたが、「日本語だと「コンコン」で解決なんだけどなー」と思ったのを覚えています。

で、いま思いつきでこの"What does the fox say?"の歌詞をぐぐってみたところ、なんとなんと、"And the elephant goes toot"(そしてゾウはtootと鳴く)という一節がありました。

更に、上記のブログ記事に戻って読んでみると、確かに「ゾウの鳴き声はtootだよね」という声も見つかります。どうやら多数派ではないようですが。

念のために"toot"を英和辞書で調べてみると、「警笛を鳴らすこと、プープー」とのこと。ゾウの鳴き声を警笛に例える人もいる、ということなのでしょうか。確かに、ラッパの音みたいにも聞こえなくもない、かな…?

 

これ以上考えるとドツボにはまっちゃいそうなので、次にいきましょう。

 

Teacher: No, no! No need to go inside. We're getting straight on the bus. Now, has everyone got a partner?

(違うわ! 中に入らなくていいのよ。直接バスに乗りましょう。さて、みんなパートナーはいる?)

Melanie: You can be my trip partner, Miffy.(あなたは私のパートナーになってね、ミッフィー。)

Miffy: OK.(わかった。)

Dan: Come on, Grunty.(一緒にやろう、グランティ。)

Grunty: OK.(わかった。)

Teacher: Good. Look after each other. I don't want anyone getting lost or left behind.

(いいわね。お互いに気をつけてあげてね。誰も迷ったり、置いていかれたりしてほしくないから。)

 

ミッフィー達、学校に行っていたんだ…! これまで自由な日常が描かれていただけに、衝撃です。先生も初登場(ミッフィーママと一緒に見えるけど、違う人だよね…?)。

ここで出てくる"look after"は訳しづらかったのですが、「世話をする、注意する」という意味のイディオムです。2人1組になって、迷子にならないようにお互い世話をしあう、ということですね。

 

Farmer: Hello there, everybody!(やあ、こんにちは、みんな!)

Miffy, Melanie, Grunty, Dan: Hello, Mr. Farmer!(こんにちは、牧場のおじさん!)

Farmer: Welcome to my farm.(私の牧場へようこそ。)

Teacher: Alright, everybody. I've got a challenge for you. I want you to find out what each of the animals like to eat.

(いいわね、みんな。あなたたちに課題があります。それぞれの動物が、何を食べるのが好きか見つけてちょうだい。)

Melanie: Oh, goody!(おお、いいね!)

Grunty: Right.(わかった。)

Farmer: Now you're free to go and look at all my animals, but do be careful. Farmyards are busy places.

(じゃあ、君たちは好きなように私の動物を見に行っていいよ。でも気をつけてくれ。牧場はとても混み合ったところだから。)

 

先生のせりふ、"I've got a challenge for you."ですが、ここでの"challenge"は「課題、難問」の意味。

更に、ここでは関係ないですが、"challenge"という語は「難問」から転じて「疑念、異議申し立て」の意味にもなる語なのです。日本語の「チャレンジ」という語のニュアンスから、どんどん遠ざかっていくようですね。

日本人が英語話者の上司に「がんばります!」という意味で"I challenge!"と行ったところ、「あなたは間違っている!」という意味だと受け取られ激怒されたというエピソードも聞いたことがありますので、注意して使うべき語だといえるかもしれませんね。「課題に挑む」というよりも「相手に課題を突きつける」という意味の方が受け取られやすいのかもしれません。

 

最後の牧場のおじさんのせりふ、"Farmyards are busy places."もうまく訳せませんでしたが、ここでの"busy"は「にぎやかな、人の多い」というニュアンス。ただし、ここは牧場なので、人が多いというより「動物がたくさんいてごちゃごちゃしているから、危ないめにあわないように気をつけて」ということなのでしょう。

 

Grunty: Yes. Let's go and see the ducks.(はーい。アヒルを見に行こう。)

Miffy: Oh, let's start with the horses. They're my favorite.

(じゃ、馬から見にいきましょう。私のお気に入りだから。)

Melanie: Uh, no, let's start with the chickens. They're closer. This way!

(うーん、いいえ、ヒヨコから見ましょうよ。その方が近いもの。こっちよ!)

Miffy: Oh, OK.(あー、わかった。)

 

はやく馬を見に行きたいミッフィーですが、メラニーの主張を快く受け入れ、まずはヒヨコを見に行きます。

 

Melanie: Look how fast they peck at the corn.

(見て、(ヒヨコ達が)トウモロコシをつっつくのがとっても速い。)

Miffy: Oh, chickens eat corn. We must remember to tell teacher. We could see the horses now, Melanie.

(ああ、ヒヨコはトウモロコシを食べるのね。先生に言うために覚えておかなくちゃ。じゃあ、馬を見に行こう、メラニー。)

Melanie: Um… Sheep first, then the horses.(うーん…羊が先で、それから馬にしよう。)

Miffy: But Melanie, I want to see….(でもメラニー、私が見たいのは…)

Melanie: Come on, Miffy!(こっちよ、ミッフィー!)

 

最初に出てきた"peck"という動詞は「(鳥が、くちばしで穀物などを)つつく」という意味。そういえば、キツツキは英語で"woodpecker"ですね。

そして、そのヒヨコがつついているのが"corn"。ここでは「トウモロコシ」と訳しましたが、辞書によると英国では、トウモロコシだけではなく穀物・穀類全般を表すこともあるようです。

それにしても、メラニーはやっぱり馬が見たくないようですねえ。

 

Melanie: So, sheep eat grass. Right. Cows next.

(で、羊は草を食べるのね。わかった。次は牛ね。)

Miffy: But Melanie, you said we could see the horses next.

(でもメラニー、次は馬を見るって言ったじゃない。)

Melanie: No, cows first, then the horses.(いいえ、牛が先、馬はその次。)

Miffy: That's what you said last time, Melanie. Oh…(さっきもそう言ってたよ、メラニー。あー…)

 

何がなんでも、馬を後回しにしようとするメラニー。

一体どうしちゃったんだ!! メラニーの真意は、このあと明らかに…!?(笑)

 

Miffy: So, chicks eat corn, sheep eat grass, and cows eat hay. Perfect. Now let's go find out what horses eat.

(それで、ヒヨコはトウモロコシを食べる、羊は草を食べる、牛は干し草を食べる。完璧ね。じゃ、馬が何を食べるのか見つけに行こう。)

Melanie: No. I want to stay here and see the cows get milked.

(だめよ。私、ここにいて、牛のミルクが絞られるのを見たい。)

Miffy: But that's not fair! We've seen everything you wanted. If you don't go and  see the horses now, we won't have time!

(でも、そんなの不公平だわ! 私達、あなたが見たいものを全部見たじゃない。いま馬を見に行かないと、もう時間がないわ!)

 

ここでは"milk"という語が「ミルクを絞る」という意味の動詞として使われています("get milked"という受動態で「ミルクを絞られる」)。英語って、名詞と同じ形が動詞としても使えることが多く、なんとも便利な言語だなーと度々思います。

 

さて、なかなか馬を見に行かせてもらえないミッフィー、とうとう怒っちゃいましたね。

"That's not fair!"は、「そんなのずるい!」と怒ったりケンカしたりする時にたいへん便利なフレーズです。

 

そこへ、ちょうど折よく牧場のおじさんが、馬を連れてやって来ます。

 

Miffy: Look Melanie! We're going to see a horse after all.(見て、メラニー! 結局、馬が見られるわね。)

Melanie: No! Keep it back!(いや! 後ろに戻して!)

Farmer: Ah, now I reckon someone might be a little bit scared of horses.

(ああ、誰かさんはちょっと馬が怖いみたいだね。)

Miffy: Melanie, I thought you were being bossing, but you were just feeling scared. 

(メラニー、私、あなたが威張ってるのかと思っていたけど、怖かっただけなのね。)

 

牧場のおじさんのせりふ、"I reckon..."という表現は初めて見ましたが、"reckon"という動詞のもつ「計算する」という意味が転じて「〜と考える、評価する、憶測する」という意味になるようです。

つまり「どうやら〜のようだね」というニュアンスで使えるのですね。おじさんらしい、おどけて形式ばった言い回しとも言えるのかもしれません。

ミッフィーは"I thought you were bossing"と言っていますが、"boss"という語は動詞として使うと「命令する、いばり散らす」という意味にもなります。誰かの上に立つ仕事をする(boss)ことになっても、偉そうにいばる(bossing)のは避けたいものですね。

 

ラニーは我がままを言っていたのではなく、馬が苦手だったんですね。

 

Miffy: There's nothing to be scared, Melanie. Look. See? Now you try.

(怖がることは何もないのよ、メラニー。見て。わかる? やってみて。)

Melanie: Uh… Oh, oh! I'm doing it! Hello, Buttercup.

(うー…あっ、ああ! できた! こんにちは、バターカップ(馬の名前)。)

Farmer: Why don't you help me lead her back to the paddock.

(彼女(バターカップ)を牧草地まで連れていくのを手伝ってくれるかな?)

Melanie: Oh…(うーん…)

Miffy: Oh, Melanie. It'll be fun.(あら、メラニー。きっと楽しいわよ。)

Melanie: OK. Come on. This way.(わかった。おいで。こっちよ。)

 

この、ミッフィーの"Look. See?"というせりふ。

同じ「見る」という動詞として混同されがちな"look"と"see"の違いがうまく現れている表現だと思います。

 

look…注視する、見ようとする、視線を向ける

see…見える、目に入る

 

つまり、"look"で「意識して視線を向け」た結果、"see"「見えた」ということなのですね。

ここでは、馬と触れ合うミッフィーの様子を「意識して見る」ことで、馬なんて怖くないという事実がメラニーに「見えた、理解できた」ということなのでしょう。

蛇足ですが、「動くものをじっくりと見る」というときは"watch"を使いますよ。

 

馬の名前、固有名詞なので聴き取れているか自信がないのですが、キンポウゲという花が英語ではbuttercupと呼ばれているようなので、恐らくそれのことかな、と。

 

ラニー、馬と触れ合うことで、みごとに恐怖心がなくなったようですね。この素直さがすばらしい。

ラニーだけでなく、ディック・ブルーナ作品に登場する子どもたちの素直さ、純真さには心を打たれるものがあります。大人も見習いたいものです。

 

Melanie: Hello, everybody. This is my new friend, Buttercup. Horses are my favorite animal.

(こんにちは、みんな! これは私の新しい友だち、バターカップよ。馬は私の大好きな動物。)

Miffy: Mine too!(私も!)

Melanie: Oh!(あら!)

Teacher: Well, I'm sure you'll find out what they like to eat then.

(そうね、それじゃああなた達、馬が何を好んで食べるか見つけられそうね。)

Miffy: Oh, I don't know. We haven't seen Buttercup eat anything yet.

(ああ、わからないわ。まだバターカップが何か食べるところを見ていないもの。)

Grunty: My carrot!(私のニンジン!)

Melanie: Oh, carrot! Horses like carrots.(あっ、ニンジン! 馬はニンジンが好きなのね。)

Grunty; Hey! Get your own lunch, horsey!(ちょっと! お馬さん、自分のごはんを食べてよ!)

 

早くも馬を「大好きな動物」とまで言っちゃっているメラニー。ちゃっかりさんですね。

そして、なぜか生のニンジンにかぶりつこうとしているグランティ…。この子、好きだわー。ていうかブタだもんね。

「自分のエサがあるでしょ!」というグランティのせりふに、みんな笑っちゃったところで、おしまい。

 

さて、これで今日のディクテーションが終わりました。

なんと、今回は(?)マークがつきませんでしたよ!(初めてかもしれない!)

とはいえ、聞き間違いはあるかもしれませんので、何か発見されましたらコメントをお願いいたします。

 

では、次回は予告通り、私のスペイン語学習歴(後編)をお届けいたします。

また近いうちにお会いしましょう〜。

スペイン語話者への道。〜前編〜

こんにちは。

1歳3ヵ月になった娘・おタマ、最近ことばを覚えはじめました。

もともと、「パパ」「ママ」くらいは言えていたのですが、それに加えて眠たいときに「ねんね」、立っちをするときには「たーち、たーち!」と嬉しそうに言うようになりました。

更に我が家では「おむつなし育児」を実践していて(これについても、いつかじっくり書きたい…)、おタマは私がタイミングよく連れて行けばトイレ(補助便座つき)で用を足すことができるのですが、「おトイレ行く?」と言うと「しーしー」とことばで答えてくれるようになりました。色々なことをことばで理解できるようになり、自分で発信できることばも増えると、コミュニケーションが更に楽しくなりますね。

 

今日は、私がゴソゴソと探し物をしている様子を見つめていたおタマ、「あたー!あたー!」としきりに言っていて「どっかぶつけたのかしら…?」と不思議に思っていたのですが、そういえば私が探し物をみつけたときに「あった、あった」と必ずつぶやくのを覚えていて、それを言ってくれていたのだと思い当たりました。

小さい子どもって、大人のすることを本当によく見ていますよね。あんまり軽々しくおバカな言葉遣いをしないよう、これからも気を引き締めてまいります。(笑)

 

さて、今日はスペイン語の話です。

先日もご報告した通り、私は今年(2017年)10月末にスペイン語検定(以下西検)4級を受けてきました。合格しているかどうかはまだわかりませんが、4級はひとまずスペイン語学習の一つの到達目標としてきたレベルですので、ここらで一旦区切りをつけ、これまでの学習をまとめてみようと思います。

そして、これからどのように学習を続けていくのか、新たな目標はどうするのか。合格発表は2ヵ月先なので、待っている時間がもったいないということもあり、既に次の目標をぼんやりと決めはじめています。これについても最後に少し書こうと思います。

 

まず、これまでの私のスペイン語学習歴をざっくりと振り返ります。

 

①大学の選択外国語でスペイン語を学ぶ(ヒミツ年前)

②娘の妊娠を機に学習を再開する(1年前)

 

※この「前編」では、主に①について書きます。

 

 

スペイン語との、最初の出会い。それは大学の授業でした。

 

私は大学で文学部に所属していました。今はどうかわかりませんが、当時私の大学では、文学部生は第一外国語(英)・第二外国語(仏・独・露・中)に加えて選択外国語、つまり第3外国語が必修科目として課せられていました。選択外国語ではスペイン語や韓国語、ギリシャ語、ラテン語なんてものもあって(文学部だものね!)、どれを選ぼうかとワクワクしたのを覚えています。実は、選択外国語では英語を選ぶこともできたのですが(実際多くの人がそうしていたなあ)、ここで世界を広げないのはもったいない! とばかりに新しい言語に飛びついた私なのでした。

 

それでは、どの言語を選ぶのか?

ここで私は、「たくさんの人が使っている言語の方が、たくさんの人と話せて楽しそう」という至極単純かつ素朴な理由で、第二外国語に中国語、選択外国語にスペイン語を選択しました。

 

※ちなみに世界の話者数別言語ランキングによれば、現在中国語(普通話)話者は約10億人、英語話者は約8.4億人、スペイン語話者は約5.7億人。この3言語が使えれば、世界の人口の3分の1の人と話ができるのですね。これはすごい!

 

特にスペイン語は、中南米ならブラジル以外のほぼ全ての国で話されているので、学習すればするほど旅の楽しみが増えるというものです。まだ中南米には行ったことがありませんが、いつか時間をかけてゆっくり回ってみたいと夢見ております。

 

さて、そんなわけで、大学では2年間スペイン語を学習しました。

さすがに10年以上前のことなので、詳しい内容は覚えていませんが、1年目はとにかく動詞の活用を頭に叩き込みました。

授業の冒頭では必ず動詞活用の小テストがあり、毎回10語ずつくらいの動詞について、接続法を含む7つの時制×6つの人称をランダムに答えていくテスト。これはかなりきつかったですが、今となっては「若い頃にやってて良かった…」と身にしみて実感しております。思えば大学受験のときって、英単語を1日50語とか覚えてたもんなー。脳みそが若いってすばらしい。(とはいえ30代になった私の脳みそ、まだまだ頑張りますよ!)

 

それと、不思議なことにこちらは全く覚えていないのですが、文法もひととおり1年目にやったはずなのです。

やはり、動詞活用は「こも、こめす、こめ、こめもす、こめいす、こめん」とリズムが良いから覚えていられたけど、文法はそこまで真面目にやらなかったのかもしれませんね。そういえば1回単位を落として再履修したなあ。サークル活動も楽しかったしなあ…(遠い目)。

 

そして2年目になると、前期はスペイン語学習用ドラマ(なんか、行方不明のおじいさんを捜す話だった…、タイトルを覚えていないのが悔やまれます)、後期には実際の映画を観ながらスクリプトを訳していくという、かなり実践的な内容になっていました。

後期に授業で観た映画については、はっきり覚えていますよ。

 

Todo Sobre Mi Madre(邦題:オール・アバウト・マイ・マザー)

 

ペネロペ・クルス出世作ですね。のっけから人が死んだり、薬物中毒やら同性愛やら複雑なテーマがてんこ盛りの作品、先生よく選んだなあと思わないでもないですが、未知なる文化に触れながらとても楽しんでスクリプトを訳したのを覚えています。

 

さて、そんなわけで2年間のスペイン語学習が終了しました。

 

ここから先は、まずこの時点で英語も満足に話せなかったので留学してみたり、帰国後に新しい分野を1から勉強し直したり、そうこうしているうちに結婚し、就職し、公的ブラック企業たる公立中学校で毎月残業100時間超えの生活を送ることになり、気づけば10年以上、スペイン語学習から遠ざかっていました。

 

転機が訪れたのは、娘を妊娠したときでした。

公立学校教員は、出産予定日8週間前から「産前休暇」となり、仕事をしてはいけないのです。

その前日まで超忙しく働いていて、引き継ぎの資料を作ったり、受け持ちの生徒の成績を表にまとめたり、大きなお腹で試合の引率にまで行ったのに(!)、とつぜん次の日から何もすることがなく、ただただ「自宅で休んでいること」を求められる日々。

家事をしようにも、心優しい夫は「ボクがやるから、何もしなくていいよ」と言ってくれます。

 

私の心に浮かんだ文字は、ただ一つ。

 

「暇」。

 

することがない!

しかも、身体をあんまり動かすわけにもいかないし!

 

よーし、それなら、アタマを動かそう。

というわけで、これまた単純に「暇な時間を使って勉強しよう」と思いついたわけなのです。

せっかくなら、将来の楽しみにつながるようなことを。

まずは英語。そして、昔とった杵柄、スペイン語の勉強を再開しよう。

こんどは受け身の授業ではなく、自分で目標を定め、学習方法も自分で選んでやってみよう。

 

ここから、私の「第2のスペイン語人生」が始まります。

長くなりましたので、続きは「後編」で語ろうと思います。

なんだか一代記みたいになっちゃってますが(笑)、後編では具体的な学習法や4級試験対策なども書いていきますよ。

 

次回は先週放送分の「ミッフィー」ディクテーションをお送りし、その次に「後編」を書いていこうと思います。

 

では、また近いうちにお会いしましょう。

英語リスニング・ディクテーションチャレンジ! 〜「ミッフィーのぼうけん」11月5日放送分〜

こんにちは。ずいぶんご無沙汰してしまいました。

 

Eテレアニメ「ミッフィー」の英語ディクテーション、9月から欠かさず続けていたのですが、スペイン語検定試験対策の絡みもあって延期していた10月22日放送分、結局お休みすることにしました。

とはいえ、毎週ディクテーションで英語をじっくり聴き込む習慣がせっかく定着してきていたので、できるだけ続けていきたい…。というわけで、このところ英語ばかりではありますが、今日もひとまず日曜放送分の「ミッフィー」をお送りします。

 

そのうち、スペイン語やロシア語も習慣化してやっていきたいな。

学習の方は途切れずに続けていますので、なんとか時間をつくって書きたいことが山のようにあります。まあ気長にお待ちいただければ幸いです。

 

※この「ディクテーション」シリーズの詳細や注意事項については、下記リンクをご覧ください。

英語リスニング・ディクテーションチャレンジ!〜「ミッフィーのぼうけん」より〜

 

今回、細かいところで聴き取れない部分が多く、全体的に難易度は高めでした。

水まわりを修理する話なので、配管工用語(?)というか、耳なじみのない表現が多かったように思います。

 

「おとうさんはすいどうやさん?」11月5日(日)放送分

 

Miffy: Oh? What is that dripping sound? I think it's coming from in here.

(あら? このポタポタいう音はなに? この中から聞こえるみたい。)

Miffy: Ah-huh! Found it!(あー、みつけた!)

 

ミッフィー、蛇口の水漏れを発見。

頑張って締めても締まりきらず、いつまでもポタポタ(dripping)漏れてイラっとするやつですねー。

 

Father: What are you doing, Miffy?(何をしているんだい、ミッフィー?)

Miffy: Trying to turn the tap off! Oh… it won't stop dripping!

(蛇口を締めようとしているの! ああ…ポタポタ垂れるのが止まらない!)

Father: Let me have a go. There. That will do it(?).

(私がやってみよう。さあ、これでいいかな?)

Miffy: It isn't stopping. Oh no.(止まってないわ。大変。)

 

通りすがりのパパがかっこよく直そうとしましたが、うまくいきません。

最後のパパのせりふ、"That will do it."としましたが、ちょっと自信がありません。"That'll do."で「これでいい、充分だ」というフレーズはよく聞くのですが、itを付け足すのは聞いたことがないなあ…と思いつつネットで検索したところ、"That will do it."で「もう充分だろう」という表現もなくはないようなので、こちらを採用してみました。

 

Father: This is more serious than I thought. I'll get my toolbox.

(これは、思ったより深刻だな。工具箱を持ってこよう。)

Miffy: Um, have you fix the dripping tap before, Daddy? 

(蛇口の水漏れを直したことがあるの、パパ?)

Father: No, but it can't be that hard. It's only a tap. 

(いいや、でも、そんなに難しいことじゃないだろう。ただの蛇口なんだから。)

Father: Now… a hummer, maybe? No, but a spanner, or a wrench?

(さて…金づちかな? いいや、スパナ、それともレンチ?)

Miffy: Um… maybe you should ask someone to help, if you're not sure.

(うーん…よくわからないなら、たぶん、誰かにお願いしてやってもらった方がいいんじゃないかしら。)

Father: Well, you could help if you like. You could be my plumber's mate.

(よかったら、君が手伝ってくれてもいい。配管工助手になれるよ。)

 

娘にいいところを見せようと(?)はりきっているパパ。「ただの蛇口だし…」となめてかかった台詞、フラグにしか見えないと思ってしまうのは私だけ?(笑)

ここで出てくる"plumber's mate"というフレーズですが、"mate"には「友だち、相棒」という意味の他に「助手」という意味もあるので、ここでは「配管工助手」としました。

 

Miffy: What's that?(それ(plumber's mate)って、何?)

Father: You hand me the tools when I ask for them.(私が頼んだら、道具を渡すんだ。)

Miffy: Oh, OK.(ああ、わかったわ。)

Father: A spanner please.(スパナを頼むよ。)

Miffy: Um… here's a spanner. Here.(えーと…これがスパナね。どうぞ。)

Father: Nearly… little… harder… Oh! Oops.(いいぞ…あと少し…強く…あっ! しまった。)

Miffy: Daddy! Is that a tap?(パパ! それって蛇口?)

 

パパ、なんと蛇口をひっこ抜いてしまいました。ほーら言わんこっちゃない…。

ミッフィーの「うそやん。蛇口取れたやん」というツッコミに笑ってしまいます。

 

Mother: Oh! Goodness, me! What's going on?(あら! まあ大変。何が起こってるの?)

Miffy: There was a drip, and Daddy tried to fix it.(水漏れしてたから、パパが直そうとしてたの。)

Mother: Well, did he?(ふうん、ほんとに?)

Father: Um… dear...(ああ…いや…)

 

そこへママの登場。ミッフィー一家では、パパよりママの方が頼もしいんですよね。

ママの最初の"Goodness, me!"という台詞は、驚きを表すのによく使われるフレーズです。

説明を聞き、「ふーん、直そうとしただけで、こんなことになるのかしら…?」というママの冷ややかな視線が痛いですね。

 

Mother: And now there's a flood.(それで、洪水になっているじゃないの。)

Father: Well, I can fix that too.(えーと、これも修理できるよ。)

Mother: I've been with having enough of your fixing for one day. Miffy, could you empty this to the garden?

(あなたが一日で修理しようとする(と余計に大変なことになる)のには、もううんざりよ。ミッフィー、)これを庭で空っぽにしてきてちょうだい。)

Miffy: OK.(わかった。)

Father: Oh, the sink's spilling out fast, Miffy.(シンクがすぐに溢れてくるよ、ミッフィー。)

 

"I can fix that too."「これも直せるよ、私にまかせて」と、この期に及んで強がるパパに、ママの冷静な言葉が返ってきます。

 

"I've been with having enough of your fixing for one day."という文は、ちょっと複雑なので細かく解説。

"I've been with..."で「〜にいたことがある、〜の状況に出くわしたことがある」みたいな意味。

"have enough of..."は直訳すると「充分に〜する」という意味ですが、「〜するのはもう充分だ、たくさんだ」という意味から、「もうこれ以上〜して欲しくない、うんざりだ」と転じて使われることもあります。

つまり、直訳すると、「何でも一日で直そうとするあなたの様子に、うんざりした経験がある」ということですね。専門家に頼らず、自分ですぐできると思い込んで余計にコトをややこしくしまうパパの行動、今に始まったことではないようです。

 

すぐにコップやフライパンで水を運び出そうとする一家ですが、どう考えても水が溢れてくるスピードに間に合いそうにありません。

さて、どうなる!?

 

Boris: Oops!(おっと!)

Boris: Hello.(もしもし。)

Mother(on the phone): Boris! We've got a real emergency. Our sink is spraying water everywhere.

((電話で)ボリス! ほんとに緊急事態なの。シンクが水をあちこちに撒き散らしているのよ。)

Boris: I'm on my way. I won't stop for anything. Bye!

(いま行きますよ。どこにも寄らずまっすぐ向かいます。では!)

 

ここで、頼れるくまのボリスの登場。

作業場で棚らしきものを作っていたボリス、電話の音にびっくりしたはずみで棚がバラバラに崩れてしまって、「それでいいのか、おい」とツッコみたくもなりますが、何はともあれミッフィー一家の緊急事態(emergency)を優先してくれたようですね。

"stop for ..."で「〜のために立ち止まる」なので、"I won't stop for anything."は「何に対しても立ち止まりませんよ、寄り道しませんよ」という意味になります。

 

Miffy: I hope Boris gets here soon.(ボリスが早く来ればいいのに。)

Mother: He said on the phone that he'd be as fast as he could.

(電話では、できる限り早く来るって言っていたわ。)

Boris: Hello! Where are you?(こんにちは! どこにいますか?)

Miffy: In the kitchen, Boris!(キッチンよ、ボリス!)

Boris: Oh, phew. I didn't run that fast in a while.

(ああ、ふう。こんなに速く走ったのは久しぶりだよ。)

Father: It's over here.(ここだよ。)

Miffy: Can you fix it?(直せる?)

Boris: I'll certainly give it a try. The most important thing is to turn the water off.

(もちろん、やってみよう。いちばん大事なのは、水(の元栓)を止めることだよ。)

Father: Oh, well, yes.(ああ、そうだね。)

 

ボリス、言った通り迅速な対応! すぐにミッフィーの家に到着です。

"I didn't run that fast in a while."というボリスの台詞ですが、"in a while"で「しばらくの間」なので、「しばらく、こんなに速く走っていなかったよ」から「こんなに速く走るのは久しぶりだ」となるわけですね。

 

さて、ひっこ抜けた蛇口から水が溢れているならば、まず水の元栓を締めてしまえばいいというボリス。うーん、なるほど。さすがプロですね。

パパも「あっ…その手があったか」と、なんだか気まずそう。

 

Boris: Ah-huh! Now, if I just…ah! Very stiff. I can't pry manage it(?).

(ああ、なるほど! さて、こうしてみたら…あ、すごく固いな。びくともしない。)

Miffy: Here, Boris. Will this help?(どうぞ、ボリス。これは役に立つ?)

Boris: Huh! Oh, yes, a spanner is just what I need. Thank you, Miffy.

(ああ! そうだね、スパナはまさに僕が必要としていたものだ。ありがとう、ミッフィー。)

 

元栓が固くて動かず苦戦するボリス。この台詞もよくわかりませんでした。

「こじ開ける」という意味の動詞"pry"が使われているのかと思いましたが、tryに聞こえないこともないし…。何より、後ろの"manage"(何とか〜する)のつながりもよくわかりません。「うーん、なんとか頑張ってこじ開けたいんだけど、できないなあ」というニュアンスだとは思うのですが。

 

Miffy: Yeah! Boris, you did it!(やった! ボリス、あなたすごいわ!)

Boris: Ha-ha, WE did it, Miffy. Getting a tap back'll more be easy now.

(ハハハ、僕たち(君と僕)がやったんだよ、ミッフィー。これで、蛇口をもとに戻すのもやりやすくなっただろう。)

Father: I was just about to suggest trying that myself.

(私も、それを自分でやると言おうとしていたんだよ。)

Miffy: Oh, Daddy.(まあ、パパったら。)

Father: I was.(本当だよ。)

 

いいかげん見苦しい、パパ氏(笑)。

私なら「ボリスに頼らなきゃできなかったでしょ!」と怒りそうなものですが、笑ってスルーしているミッフィーとママ、やさしいですね。

 

Father: Well, thank you so much.(さて、本当にどうもありがとう。)

Mother: Yes, thank you.(ええ、ありがとう。)

Miffy: Here, Boris. You can have this, for mending our drip.

(ボリス、これをあげる。水道を直してくれたお例に。)

Boris: Thank you, Miffy. I'll be on my way, then. Next time you've got an emergency, you know who to call.

(ありがとう、ミッフィー。じゃあ僕はもう行くよ。また緊急事態になったら、誰を呼べばいいか、わかりますね?)

Father: Honestly.(そうだね。)

Mother&Miffy: Bye.(さよなら。)

 

"Next time you've got an emergency, you know who to call."という、ボリスのかっこいい決め台詞。「次ももちろん、僕におまかせ!」ということですね。ボリスも頼りないところがあるキャラクターですが、今回はとても頼もしい一面を見せてくれました。

 

Miffy: What was that? I heard the squeak.(今のは何? キーって音が聞こえたわ。)

Father: A squeaky door, you say? Ah, I'll get my toolbox.

(キーキー鳴るドアってことか。よし、工具箱を持ってこよう。)

Mother: Umm…(うーん…)

Miffy: Aw, not again. Boris, come back, Boris!(ああ、もうたくさん。ボリス、戻ってきて、ボリス!)

Mother: Yes, Boris!(そうよ、ボリス!)

Father: Well, really.(うーん、本当に直せるよ。)

 

懲りないパパ。今度はドアを壊しちゃうかも…。

"Not again!"という表現、「もうやめて〜!」とウンザリした気持ちを表すのに便利な表現ですね。

 

さて、今日はここでおしまいです。

次回こそはスペイン語学習のことを書けるといいなあ。

ま、今後も無理なくマイペースに進めていきますよ。

 

では、また近いうちにお会いしましょう。

記憶力との闘い(いろんな意味で)。〜スペイン語検定4級受検記録〜

こんにちは。ごぶさたしております。

本日、スペイン語検定(以下、西検)4級を受けてきました。

受ける前に1回くらい更新できるかな〜と思っていたのですが、娘が風邪をひいてしまったこともあり、バタバタと過ごしているうちに試験本番となりました。

 

話には聞いていたのですが、1歳を過ぎた赤ちゃんって本当にしょっちゅう風邪をひくものですね。うちのおタマも、大体1ヵ月に1回のペースで風邪っぴきになっております。熱はないのですが、このところ鼻水と咳の風邪が1週間ほど続いており、見ていても辛そう…。

ですが、前までは鼻吸い器で鼻水を吸ってもらうに任せていたおタマ、いつの間にか自分で鼻水を「ぶーん」と排出できるようになり(私達が拭くタイミングに合わせてくれる訳ではないのでいつも垂れ流しですがw)、小さいながらも力強い成長を日々見せてくれております。風邪をひくこと自体も、免疫をつくって身体を強くするためというし、日々大きくなるために小さな身体で闘っているのですね。

 

そんなわけで、前回の西検5級受検のときは夫とともに金沢会場までついてきてくれたおタマ、今日は夫とお留守番。

いつも前置きが長くて本題を忘れそうになりますが、今日は西検4級受検を振り返るお話ですよ。

 

公式情報によると、西検4級は「簡単な日常会話」が理解でき、「文法をひととおり修了」したレベル。

パンフレットには「西検5級は英検3級、西検3級が英検準1級と同等レベル」とあるので、西検4級は、英検でいうとさしずめ準2級〜2級レベルをカバーしていることになります。

 

5級との大きな違いは、接続法が出てくることですね。直説法と異なり、命令や感情表現・婉曲表現、仮定法など、より複雑なニュアンスを表現することができる文法形式です。

習得語彙数は、使っていたテキストの掲載語彙集などから2000語程度だと思っていたのですが、公式過去問題集には2500語程度とありました。ただ、この過去問集、最新のもので9年前の出版でして、問題傾向もこの頃からガラリと変わってしまっているので、現状どうなのかは何とも言えません。(これより新しい過去問は入手不可能。このあたりの話については、次回以降、試験対策を振り返る際にまた触れるかもしれません。)

 

試験時間は6級・5級と同じ60分。3級からは90分になるそうです。

開始30分後からリスニング問題があります。

ですが、西検、全体的に問題数がかなり少ないので、普通に解けば時間はめちゃくちゃ余ります(これ5級のときも言ってましたね)。

今回も20分ほどで記述問題を解き終えてしまい、リスニングが終わったら即退出となりました。他の受検者さんも、おおむね同じようなご様子でした。

 

では、具体的にどのような問題が出題されたのか。

西検は、問題用紙が解答用紙を兼ねていて問題が手許に残らず、上記にもある通り過去問も入手し辛い試験ですので、これから受検される方の参考にもなればと思いつつ試験内容を思い出してみます。

 

※ちなみに、5級を受けたときの記録はこちらです↓

リスニングで雑音入っちゃったら、どうしよう。 〜スペイン語検定試験5級受検記録 その②〜 - かあさんは雨女

 

西検4級の問題構成

大問1 文法…接続法 10問

    文中の動詞について、①直説法②接続法現在③接続法過去の中から合う形を選ぶもの。

大問2 文法…命令法 5問

    文中の動詞について、不定形を命令の形に書き換えるもの。

大問3 語彙 5問

    示された語句と似た意味の語句を、3つの選択肢から選ぶもの。

大問4 西文和訳 5問

大問5 リスニング 4問

 

では、一つずつ振り返っていきましょう。

 

・大問1 接続法

文中の動詞が直説法になるのか、接続法になるのかを判断させる問題。「この形が出てきたら接続法」という基本の文型を頭に入れておけば、正しく選べるかな…という印象でした。

 

例えば、"Me alegro de que..."「私にとって〜は喜ばしい」というような、個人の主観を含む形(主節)が出てくれば、従属節には接続法が使われることがわかります。

逆に、"La verdad es que..."「真相は、〜だった」のように確定された事実が主節で表されれば、従属節は直説法になるわけです。

 

10問もあったので、一つ一つ覚えておくことはしませんでしたが、接続法の基本の形から外れるものは無かったように思います。

 

※この接続法の学習法については、また試験対策について書くときに詳しく述べようと思います。

 

・大問2 命令法

この試験唯一の、スペイン語記述を含む問題。

意外なことですが、西検って、スペイン語を「書かせる」問題はほとんど無いんですよね。数年前までは西作文問題もあったそうなのですが、採点にコストがかかる為か現在はなくなり、今回の試験でもスペイン語記述はこの「単語を命令法に書き換える」というところのみでした。あとは全て、選択問題か和訳です。

というわけで、スペルを間違えないように注意しながら、問題を振り返ります。

 

(問題文は全てスペイン語で書かれていましたが、正確には覚えていないので日本語で書きますね。)

①「窓を開けてくれませんか?」(ustedに対する肯定命令)abrir→abra

②「君のお兄さんにこれを持っていってくれ。」(túに対する肯定命令)llevar→lleva

③問題文忘れました…(ustedesに対する肯定命令)poner→pongan

⑤「君の犬については心配しないでよ。」(túに対する否定命令)no preocuparse→no te preocupes

 

あと一つ、確かustedに対する否定命令の問題があったと思うのですが、忘れました。

命令法については、「tú/vosotrosに対する肯定命令の形をしっかり覚え、それ意外は全て接続法でOK」という原則を忘れなければ、難しいことはないと思います。

 

大問3 語彙

これが曲者でした。

そのことばを知っているか、知らないかが全て。

知らなかったら、いくら考えても意味がない。それが語彙問題です。

 

今回、試験対策には「スペイン語検定対策4級問題集」を使い、語彙もこの巻末に載っている2000語あまりで充分だろうと思っていたのですが、充分じゃありませんでした

成句も含め、対策問題集に載っている語句は全て完璧に頭に入れた自信があるのですが、太刀打ちできませんでした。うーん、語彙をもう少し強化しておくべきだったか…。

しかし、強化しようと思っても、自分のレベルに合う単語集がなかなか見つけづらいのが、スペイン語学習の辛いところなのですよね。レベルが高すぎてもヤんなっちゃうしな〜…。

というわけで、今回もし落ちているとしたら、確実にこの語彙問題が原因なのでした。

悔しすぎて全部覚えてるので書き留めます。(笑)選択肢はうろ覚えです。

 

①「これが君の弱点だ」punto flaco=parte débil(他に、parte fuerteなど)

②「彼は声が大きい」alto=fuerte(melodioso(メロディアスな)を選んでしまい、間違い)

③「窓をすっかり開けてしまおう」de par en par=completamente(a poco(少し)を選んでしまい、間違い)

④「彼は怪我もなく元気に帰ってきた」sano y salvo=?(orgulloso(誇らしく)を選んでしまい、間違い)

⑤「〜はどう?」¿Cómo te va〜?=?(選択肢不明)

 

う〜ん、ボロボロですね。見たことのない表現がほとんどでした(最後のは正解できていると思う…)。

2つめの"alto"については、「高い」又は「声が大きい」という意味をきちんと知っていたはずなのに、「アルト」=メロディと安直に結びつけてmelodiosoを選んでしまいました。

4つめの"sano y salvo"も意味はわかっていたのですが、適切な選択肢を選ぶことができず、見たことのない語を当てずっぽうに選んでしまいました。ここでも語彙力のなさが恨めしい。

西検は、全体で7割得点できていれば合格なので、他の分野でミスなく得点が稼げていることを祈りましょう。

 

大問4 西文和訳

 

これは特に難しい語彙も構文もなかったので、無難に訳せたと思います。

2問目に命令法・接続法、3問目に受動文が出てきたところが、4級らしいと言えるでしょうか。

スペイン語ごと思い出してみますが、正確さには欠けるかもしれません。悪しからず。

 

Esta casa es que ellos buscaba desde hace cinco años.

(この家は彼らが5年前から探していたものだ。)

②No creas todo lo que ella te diga.

(彼女が言うことを全て信じてはいけない。)

③Nos informaron que el examen finarizaría a las once.

(私たちは、試験が11時に終わるだろうと知らされた。)

Esta época del año suele llover mucho.

(1年のうち、この時期はいつも雨がよく降る。)

⑤Catalina y yo siempre iba a la casa de nuestros abuelos en verano.

(カタリナと私は、夏にはいつも祖父母の家に行ったものだ。)

 

大問5 リスニング

5級を受けたときに、

「リスニングでカセットの音質悪いな〜と思っていたら、試験官がボーナスでもう一回読んでくれた。びっくらぽん」

という話をしたと思いますが、驚くなかれ。

なんと、4級でも同じことが起きました。

結局目の前で読んでくれるんなら、カセット無くてもよいのでは…? と思ってしまったのは私だけでしょうか。

ともあれ、さほど難しい文ではなく、しかも2回読まれるべきところを肉声ボーナス付きで3回も読んでもらったので、みんな概ね得点できたのではないでしょうか。

 

①¿Puedes pasarme la revista deportiva?「スポーツ雑誌を取ってくれない?」

 →Sí, claro, con gusto.「うん、いいよ、喜んで」

②¿Porqué no viniste ayer a la conferencia?「なぜ昨日の会議に来なかったの?」

 →Porque no lo sabía.「知らなかったから。」

③¿Dónde iréis en la vacaciones?「君たち、休暇にはどこへ行くつもり?」

 →Iremos a ??.「私たちは、どこそこ(忘れた)へ行くつもり。」

 

あと一つ…うーん、思い出せないっ。。

 

と、こんなところでしょうか。

スペイン語検定試験4級を振り返ってまいりました。

当日のうちに書けばいろいろ覚えているかと思いきや、記憶の抜け落ちがかなりあってすみません…。やはり歳には勝てませんな。思い出したらその都度書き足していきます。

 

今回、上にも書いたのですが、語彙問題以外はおおむね満足のいく解答ができたと思います。配点に大きく左右されるところですね。合格していることを祈りましょう。

結果発表は2ヵ月後。

いつものように、合格していても、していなくても、ここできっちり報告いたします。

 

さて、次回以降は、西検4級を受けるにあたってどんな対策をしてきたかということを、少しずつ振り返っていこうと思います。

そしていつもの「ミッフィー」英語ディクテーションですが、今週の放送がお休みだったので、まだやっていない先週分も間に合えばお届けいたしますね。

ロシア語にも少しずつ戻っていきたいと考えています。

 

と、やりたいことはたくさんあるのですが、時間は有限。

マイペースで無理なく進めることが当ブログのポリシーですので、またゆっくりとした更新になるかもしれませんが、気長にお付き合いいただければと思います。

 

では、また近いうちにお会いしましょう。

英語リスニング・ディクテーションチャレンジ!その⑥ 〜「ミッフィーのぼうけん」10月15日放送分〜

こんにちは。

娘・おタマは1歳2ヵ月になりました。

同月齢のお友だちの中には、あんよができるお子さんが11ヵ月くらいからぽつぽつと現れていますが、おタマは相変わらず、地に足ならぬ手足をつけて(笑)精力的に這い回っております。

とは言っても、つかまり立ちは日々少しずつ進化してきておりまして、壁を背にもたれかかるようにして立つことができるようになりました。先日などは、座椅子に三角座りをした私の膝を支えにヨイショっと立ち上がり、そのままクルっと背を向けて、おタマのお尻と私の膝だけが触れた状態でかなり安定して立っておりました。

 

「これ、そーっと私の膝をどけても、気づかず立っているんじゃないか…?」

 

そんな邪な(?)思いで、そーっとそーっと膝を娘のお尻から離すと…。

おタマ、2秒くらい同じ姿勢をキープしたあと、ぺちゃっと地面に崩れ落ちました。本人は何が起こったのかよくわからなかったようで、きょとんとした顔がかわいかったです。

 

しかし、うーん…。

今のは「立っち」と言えるのだろうか?

ま、おタマにはおタマのペースがありますので、急かすことなく見守っていこうと思います。

 

さて、毎週恒例の「ミッフィーのぼうけん」ディクテーションですね。

スペイン語検定受検が来週末に迫っていて、時間があまりないので、解説がいつもより少なめです。気になるところはコメントをいただければお返事いたしますよ。

 

※この「ディクテーション」シリーズの詳細や注意事項については、下記リンクをご覧ください。

英語リスニング・ディクテーションチャレンジ!〜「ミッフィーのぼうけん」より〜

 

「スナッフィーとひつじ」10月15日(日)放送分

 

Miffy: Wake up, sleepy bear, It's morning. Time to brush your hair. Did you have nice dreams?

(おはよう、ねぼすけのクマさん。朝よ。髪をとかす時間だわ。いい夢を見た?)

Miffy: Oh? Bear, was that you? Oh! Sheep! There're sheep outside.

(あら? クマさん、今の、あなた(の声)? あっ! 羊だわ! 外に羊がいる。)

 

ミッフィーが、ぬいぐるみのクマさんのお世話をしています。

このクマさん、調べてみたのですがどうやら名前はないようで、ミッフィーもただ"Bear"と呼んでいますね。

そして窓の外に、なぜかたくさんの羊。"sheep"は単数形でも複数形でも形が変わらない(単複同形)という性質をもつ名詞ですので、たくさんいても-sはついていません。

 

Father: Come back!(戻ってこい!)

Miffy: Morning, Mommy, morning, Daddy. Have you got us some sheep?

(おはようママ、おはようパパ。うちで羊を買ったの?)

Mother: No, they were here when we woke up. They must have escaped from the farm.

(違うのよ、私たちが起きときにはもう(羊が)いたの。牧場から逃げてきたに違いないわ。)

Father: Let's have another go rounding them up(?).(もう一度行って、羊を集めてこよう。)

Miffy: OK.(そうね。)

 

"must have+動詞の過去分詞"で「〜だったにちがいない」。

 

高校で習ったなあ。

参考までに、形の似た構文を復習。

 

"could have+動詞の過去分詞"は「〜だったかもしれない」

"should have+動詞の過去分詞"は「〜するべきだった」

 

どれも便利な構文ですね。

 

最後のパパの台詞がよく聴き取れませんでしたが、恐らく"round up"「(家畜などを)駆り集める、寄せ集める」という表現が使われたものだと思います。

謎の羊たちを、がんばって一か所に集めるミッフィー一家

 

Miffy: We did it!(やった!)

Mother: Well, thanks to you, Miffy. You two keep in here. I'll go and call farmer to come and collect them.

(あなたのお陰ね、ミッフィー。あなたたち二人はここにいて。私は牧場主を呼んで、羊を集めるように言うわ。)

Miffy: OK.(わかった。)

Father: Don't bother!(行くな!)

Miffy: Don't worry, Daddy. I'll get him back.(心配しないで、パパ。私が連れ戻すわ。)

 

"bother"は「悩ます、迷惑をかける」という意味をもつ動詞。"Don't bother!"で「余計なことをするな!」と叱りつける表現です。パパは逃げようとする羊を止めるためにこの表現を使っていますね。

 

Miffy: Here you go.(どうぞ。)

 

羊にお花を渡して気を惹こうとするミッフィーですが、犬のスナッフィーが吠えかかり、羊はまた逃げてしまいます。

 

Miffy: Oh! Snuffy! You shouldn't bark at your friend.

(あっ! スナッフィー! お友達に吠えちゃいけないわ。)

Miffy: Hey, little lamb. Come and meet my friend Snuffy. Come on!

(さあ、ちいさな子羊さん。来て、私の友だちのスナッフィーに会って。おいで!)

 

何とかスナッフィーにも羊と仲良くなってほしいミッフィーですが、うまくいきません。 

 

Miffy: Oh, Snuffy!(もう、スナッフィー!)

Narrator: Is something wrong, Miffy?(どうかしたのかい、ミッフィー?)

Miffy: I need to get this lamb back home. But Snuffy is barking, keep scaring it away.

(私、この子羊を家に返さなきゃいけないの。でもスナッフィーが吠えて、怖がらせちゃう。)

 

恒例のナレーションとの会話。

天の声らしく(?)、困っているミッフィーにヒントを与えるナレーションさんです。

 

Narrator: Hmm, so when Snuffy barks, the lamb runs in the other direction.

(うーん、つまりスナッフィーが吠えると、子羊は逆方向に逃げるんだね?)

Miffy: Yes. Oh! So if Snuffy barks over there, the lamb runs at this way! Snuffy, go to the other side.

(そうよ。あっ! だから、スナッフィーがあっちに吠えると、子羊はこっちに逃げるのね! スナッフィー、反対方向に行くのよ。)

Narrator: Perhaps you could make it easier for her to understand what you want.

(たぶん、君がどうしてほしいか、彼女(スナッフィー)にもわかるように伝えられるんじゃないかな?)

Miffy: Umm… Oh! Maybe if I show you what I want. Like this, Snuffy. Follow me!

(うーん…あ! どうしてほしいか、見せてあげたらいいのかも。こうするのよ、スナッフィー。ついて来て!)

 

非常にどうでもよいことなのですが、「スナッフィー、メスやったんや…」と衝撃を受けた瞬間でした。英語だと、動物なんかでもhe/sheの使い分けで性別がはっきりわかっておもしろいですね。

 

Miffy: Quiet. Good girl, Snuffy. Now!(静かに。いい子ね、スナッフィー。今よ!)

Miffy: Come on, Snuffy!(そうよ、スナッフィー!)

 

特訓のかいあって、ミッフィーとスナッフィーのコンビで羊たちを思い通りに動かすことができるようになりました。

 

Mother: Well done, Miffy.(よくできたわね、ミッフィー。)

Miffy: You should thank Snuffy. She got the lamb to move the right way.

(スナッフィーに感謝すべきだわ。彼女が子羊を正しい方向に動かせたのよ。)

Farmer: Ha-ha. So Snuffy is a sheep dog, is she? In that case…

(ハハハ。じゃ、スナッフィーは牧羊犬かな? だとしたら…)

 

この牧場のおじさんの台詞、"Snuffy is a sheep dog, is she?"という文が気になりました。

最初は「付加疑問文?」と思ったのですが、もしそうなら、付加疑問の部分の肯定/否定が逆にならないといけないので、不自然に思えるのです。

 

つまり、

Snuffy is a sheep dog, isn't she?(スナッフィーは牧羊犬だよね?)

Snuffy isn't a sheep dog, is she?(スナッフィーは牧羊犬じゃないよね?)

のどちらかでないと、文法的にはおかしいと思うのですが…。

 

肯定/否定を逆にしないパターンの付加疑問文もあるのかしら…。ざっと調べてみたところ、そんなものは見当たりませんでしたが、ことばは生き物なので、実際にはこういう形もアリなのかもしれませんね。

 

さて、牧羊犬の訓練用の笛を取り出したおじさん。ミッフィーは興味津々です。

 

Miffy: A whistle? What's that for?(笛? 何に使うの?)

Farmer: If you're patient, you can train Snuffy with it. Let me show you.

(辛抱強くやれば、スナッフィーをこれで訓練できるよ。見せてあげよう。)

 

Farmer: Hmm, very good. Good girl, Snuffy.(うん、とてもいいね。いい子だ、スナッフィー。)

 

ちょっと訓練しただけで、牧羊犬としての仕事をどんどん覚えていくスナッフィー。有能すぎませんか?(笑)

さて、ミッフィーも犬笛の使い方をすぐにマスターし、スナッフィーとともにおじさんの牧場を目指します。

 

Miffy: Here. Good girl, Snuffy!(ここよ。いい子ね、スナッフィー!)

Farmer: That's it, Miffy. Well done.(そうだ、ミッフィー。よくできたね。)

Miffy: Snuffy! Come on, Snuffy!(スナッフィー! がんばって、スナッフィー!)

 

Farmer: Well, that explains that. I must've let the gate open when I fed them this morning.

(うん、これで説明がついた。今朝、羊たちに餌をやったときに、門を開けっぱなしにしていたようだ。)

Miffy: Don't worry. Snuffy knows what to do.

(心配しないで。スナッフィーが、どうすればいいか知っているから。)

 

おじさん、開けっ放しにされた牧場の門を見て"That explains it."と言っています。直訳すると「これがそれを説明している」ですが、疑問が解けたときなどに「なるほどそうだったのか、これを見てわかったぞ」という意味でよく使われるフレーズです。ミステリ向けの台詞かもしれませんね。

 

Miffy: Good girl, Snuffy. Well done.(いい子ね、スナッフィー。よくやったわ。)

Farmer: There.(よし。)

Miffy: Here's the whistle back.(笛を返すわ。)

Farmer: Why don't you keep it, Miffy? You and Snuffy make a good team.

(それは持っておきなよ、ミッフィー。君とスナッフィーはいいチームだ。)

Miffy: We do, don't we?(そうでしょう?)

 

ミッフィーペットシッターからアイスクリーム屋の店員、そしてついには羊飼いまで、様々なスキルを身につけていきますね(笑)。様々なことに果敢に挑戦していくスタンスは見習いたいものです。

先ほど説明した「付加疑問文」が、"We do, don't we?"という形できれいに用いられて、今回はおしまいです。

 

今回は冒頭で述べたように、省略バージョンでお届けしました。

また、来週はスペイン語検定の追い込みがあるので、ひょっとすると「ミッフィー」はお休みするかもしれません。代わりにスペイン語検定対策の記事を書くか、それともしれっと「ミッフィー」をやることになるか、それは来週の私のコンディションしだいでございます。

 

ともあれ、無理なく、楽しんで学習してまいります。

ではまた、近いうちに。

英語リスニング・ディクテーションチャレンジ!その⑤ 〜「ミッフィーのぼうけん」10月8日放送分〜

こんにちは。

スペイン語検定4級受検まで残り3週間を切り、ちょっと自分を追い込んでいる、マミです。

現在、ブログでは英語ディクテーションのみを定期的に行っていますが、これがスペイン語学習のちょうどいい息抜きになっています。(語学学習で語学学習の息抜きをする…末期のオタクですね。でも楽しいからいいのです。)

 

本当言うと、チェブラーシカ(ロシア語)も早く再開したい…スペイン語の話もしたい…録りためたBSのドキュメンタリー番組(NHKの「BS世界のドキュメンタリー」がおすすめ)も面白いし…時間がいくらあっても足りません。そんな中で、ゴロゴロとスマホをいじったりもしていて、一体いつ育児してんねん、お前。と自分にツッコミを入れています。

 

いや、育児もしていますよ。1歳の娘・おタマは、積み木を5個積めるようになりました。して欲しいことを「ごてぃご」という独自の言語で私や夫に依頼することもできるようになり、ますます成長が目覚ましいです。読んでほしい絵本を持ってきては、「ごてぃご」。スイッチを入れてほしいおもちゃを持ってきては、「ごてぃご」。うーん、かわいいですね。

 

さて、前置きが長くなりました。今週もやります、「ミッフィーのぼうけん」。

今回、実は最初に観たとき「なんやこれ…さっぱりわからへん」と焦ったのですが、劇中劇で「赤ずきんちゃん」が出てきて、その英訳"Little Red Riding Hood"や劇中のせりふ(恐らくイギリス人にとっては定番のフレーズ)が耳慣れないだけでした。固有名詞や決まったフレーズがわかれば、英語はもっと身近になりますね。

では、さっそくいってみましょう。

 

※この「ディクテーション」シリーズの詳細や注意事項については、下記リンクをご覧ください。

英語リスニング・ディクテーションチャレンジ!〜「ミッフィーのぼうけん」より〜

 

「ダン、おおかみになる」10月8日(日)放送分

 

ミッフィーのおうちに、お友だちの男の子・ダンがやって来ます。

(ちなみにこのダンという子、姿はミッフィーにそっくりだし、声も高いし、公式設定を見るまでは女の子だと思い込んでおりました…。)

 

Miffy: Hi, Dan.(こんにちは、ダン。)

Dan: Hi, Miffy. Are you ready for the picnic? I brought a picnic basket.

(やあ、ミッフィー。ピクニックの準備はできているかい?ピクニックバスケットを持ってきたよ。)

Miffy: And Mommy is making sandwiches. But they're not ready yet.

(ママがサンドイッチを作っているの。でも、まだできていないのよ。)

Dan: What should we do until they are?(できるまでの間、何をすればいいかな?)

Miffy: I know! We can put on a play for Mommy and Daddy.

(わかった! 私たち、ママとパパのために劇をすればいいわ。)

Dan: That's a great idea!(いいアイデアだね!)

Miffy: Come on.(こっちよ。)

 

"put on a play"で「劇をする」というイディオム。のっけから、これを知らなくてつまずきました。

まあ、このフレーズ自体は聴き取れなくても、次の展開を見れば何をしているかはわかるのですが、この次のシーンでは固有名詞の連発。これが何を言っているかさっぱりわからず、検索に次ぐ検索で何とか理解しました(苦笑)。たいへん勉強になったパッセージです。

 

Miffy: Right. Umm… Oh, we can be Little Red Riding Hood and the Big Bad Wolf.

(そうね、うーん…ああ、私たち、赤ずきんとビッグ・バッド・ウルフ(オオカミ)になれるわ。)

We already have a picnic basket for Red Riding Hood to take to her grandmother.

(私たち、赤ずきんがおばあさんのところに持っていくピクニックバスケットを、もう持っているんだもの。)

Dan: Oh, you can wear this for Red Riding Hood.(ああ、これを赤ずきんの衣裳として着ればいいよ。)

Miffy: And you can be the Big Bad Wolf.(それで、あなたはビッグ・バッド・ウルフね。)

Dan: Yeah! I'd love to be wolf.(イエーイ! 僕、オオカミになってみたい!)

 

"Little Red Riding Hood"は、有名なおとぎ話「赤ずきんちゃん」のこと。英語のネイティヴスピーカーなら聞いただけでピンとくるわけですが、いきなり"riding hood"と言われても、学習者にとっては何のことかわかりませんね。

そもそも、なぜ"riding hood"…? 何かに乗るのだろうか?

と思って調べたところ、赤ずきんちゃんのあの「ずきん」、どうやら乗馬用のフードがもとになっているようなのですね(諸説ありますが)。防災ずきんじゃなかったんだ…(いや、それもおかしいけど…笑)。

"the Big Bad Wolf"というのも、西洋の物語によく出てくる「悪いオオカミ」を表す定番フレーズのようです。「3匹の子豚」や「7匹の子やぎ」に出てくるのもそうですね。ディズニーのキャラクターとして「ビッグ・バッド・ウルフ」という固有名詞にもなっているようで、今回も特定のキャラクターのようなものとして言ったせりふなのかな? と思い、頭文字を大文字にしてみました。

そして、お部屋の赤いカーペットを「ずきんにしちゃおうよ!」と提案するダン。…ほこりとか、大丈夫? と、いらぬ心配をしてしまう主婦、私(笑)。

 

Miffy: You'll be a brilliant wolf. But we need to practice some words too.

(あなたは素晴らしいオオカミになれるわ。でも、いくらかせりふも覚えなきゃ。)

Dan: Words? What words? Can't I just growl?(せりふ? 何のせりふ? 唸るだけじゃいけないの?)

Miffy: In story, the wolf pretends to be Grandmother. Remember?

(物語の中では、オオカミはおばあさんに変装するのよ。覚えていない?)

Dan: Oh, yes!(ああ、そうだね。)

Miffy: Red Riding Hood says, "What big eyes you have!". And the wolf says?

赤ずきんが、「なんて大きな目でしょう!」って言うの。それで、オオカミは何て言う?)

Dan: Umm…(うーん…)

Miffy: "All the better to see you with."(「お前をよく見るためさ」よ。)

 

ここで出てくる"words"というのは、「言葉」というよりも劇の「せりふ」のことですね。せりふと言えば、英語では"lines"かと思っていたのですが、lineは「行」、wordは「単語」なので、"words"の方が単純なイメージでしょうか。

ダンのせりふ、"Can't I just growl?"ですが、"growl"は「(動物が)うなる」という動詞。「せりふなんか覚えなくても、うなってるだけじゃいけないの?」ということですね。ちなみに"growl"は「うなり声」という名詞にもなる便利な単語です。

そして今回のハイライト(?)、"What big eyes you have!""All the better to see you with."という劇中劇のせりふ。

日本人が「おばあさんの目は、どうしてそんなに大きいの?」「おまえをよく見るためさ。」というやり取りを聞けばすぐに「赤ずきんちゃんだ!」とわかり、「お腰につけたきびだんご」と聞くだけで桃太郎を想起し、荒磯に波が打ち寄せる映像を見たらすぐに「東映のオープニングだな」と理解するように(?)、イギリスやアメリカの人にとってもすぐにピンとくるフレーズなのでしょうね。

"all the better to ...(動詞)"で「…にふさわしい」というイディオム。「大きな目」は「おまえをよく見るため」、「大きな耳」は「おまえの声をよく聞くため」、「大きな口」は「おまえを食べるため」にふさわしいものだ、と繰り返す表現なのですね。

 

Dan: Do we have to do the words?(せりふ、やらなきゃいけないの?)

Miffy: That's the best part of the story, when the wolf says...?

(物語のいちばん面白いところじゃない。オオカミが…?)

Dan: Umm…(うーん…)

Miffy: "All the better to eat you with."(「お前を食べるためさ」でしょ。)

Dan: But what if I don't remember what to say when people are watching me?

(でも、人(お客さん)が見ているときに、何て言うか忘れちゃったらどうしよう?)

Miffy: Umm… you can have a costume so you feel more like the wolf, and forget all about the people watching.

(うーん…衣裳を着れば、もっとオオカミになった気分になれるわ。そうすれば見ている人のことなんて全部忘れるわよ。)

Dan: OK.(わかった。)

 

ダン、せりふを覚えるのに自信がない様子。うん、わかる、わかる(笑)。

二行目のミッフィーのせりふ、日本語の構造上訳し辛いのですが、本来ならば、

 

That's the best part of the story, when the wolf says "All the better to eat you with."

(「お前をよく見るためさ」とオオカミが言うのが、物語のいちばん面白いところなのよ。)

 

と言うべきところ。ここでは、後ろのオオカミのせりふ"All the better to eat you with."を、オオカミ役のダンに続けて言わせるよう促しているわけです。が、日本語に訳してしまうと、オオカミのせりふが文の先頭に来てしまうので、訳すのが難しいということなのでした。

"What if...?"は、「…したらどうしよう」という不安を表現するのによく使われる構文ですね。

 

さて、即席の幕を張って舞台を作り、お芝居の準備が整ったようです。

 

Father&Mother: Oh!(おお!)

Mother: Special seats and everything.(特別席ね。)

Dan: "All the better… to see you with…","All the better… to see you with…" 

(「お前を…よく見るためさ…」、「お前を…よく見るためさ…」)

What if I forget my words while your mommy and daddy are watching?

(君のママとパパが見ている中で、せりふを忘れちゃったらどうしよう?)

Miffy: Just take a deep breath. And pretend no one's watching. OK.

(深呼吸して。誰も見ていないと思いこむの。いいわね。)

 

パパとママが、劇を観に来ました。

ママのせりふ、"Special seats and everything."ですが、座席があるだけなのに"and everything"とはこれいかに、と思ってしまいそうですね。"〜and everything"で「〜などなど、〜のようなもの」という意味があるので、「特等席、って感じかしら」とぼかした言い方をしているのでしょうか。あるいは、「特等席を準備してくれて、他にも色々(舞台作りとか)やってくれたみたいね」というニュアンスもあるのかもしれません。

"pretend 〜"で「〜のふりをする」ですが、ここで使われているように「自分で自分に〜と思い込ませる」という意味でも使う事ができます。

 

Mother: Shush! It's starting.(シーッ! 始まるわ。)

Miffy: "I am Little Red Riding Hood."(「私は、赤ずきんちゃん。」)

Dan: "And I'm a wolf!"(「そしておれは、オオカミだ!」) 

"Where are you going, little girl?"(「どこに行くのかい、お嬢ちゃん?」)

Miffy: "I'm taking this picnic to my grandmother."

(「このバスケットを、おばあさんのところに持っていくの。」)

Dan: "I'll get to her grandmother's house and take that picnic basket." ...Miffy!

(「おばあさんの家に行って、バスケットをちょうだいしよう。」…ミッフィー!)

Miffy: Yes?(なに?)

Dan: We don't have anyone to be Grandmother!(おばあさんをやる人がいないよ!)

Miffy: Oh, no!(ああ、大変!)

 

ダン、心配していたわりには、けっこうノリノリでやっています。

ところがトラブル発生。役者が足りない! やる前にわかりそうなもんだけどね!(笑)

 

Mother: I'll do it.(私がやるわ。)

Miffy: Thanks, Mommy.(ママ、ありがとう。)

Mother: "I'm Red Riding Hood's grandmother."(「私は赤ずきんのおばあさんだよ。」)

Dan: "Growl!"(「ガオー!」)

Mother: "Oh, a wolf!"(「あら、オオカミ!」)

Father: Oh, no! Run!(大変だ! 逃げろ!)

 

ぶっつけ本番でエキストラ出演を申し出るママ、役者に力いっぱい声援を贈るパパ。ステキだなあ。こういう親でありたいなあ。

 

Miffy: "Hello! Grandmother! Where are you?"(「こんにちは、おばあさん! どこにいるの?」)

Dan: "Hello, Red Riding Hood. Here I am."(「やあ、赤ずきん。私はここだよ。」)

Miffy: "My, what big eyes you have!"(「まあ、なんて大きな目なの!」)

Dan: "All the better to see you with." Yes!(「おまえをよく見るためさ。やった!)

Miffy: "And what big teeth you have!"(「そして、なんて大きな歯なの!」)

Dan: "All the better to eat you with!"(おまえを食べるためさ!)

Miffy: "Oh, no! A wolf!"(「まあ!オオカミだわ!」)

 

ここが「赤ずきんちゃん」の、ミッフィーによれば、「一番おもしろいところ」。定番フレーズが飛び交います。

ダン、心配していたせりふがちゃんと言えて、思わずガッツポーズ!

 

Miffy: Dad, we don't have anyone to be the Woodcutter who saves Red Riding Hood.

(パパ、赤ずきんを助けてくれる木こり役をする人がいないわ。)

Father: I'll be the Woodcutter. "Be gone, wolf!"

(私が木こりになろう。「あっちへ行け、オオカミめ!」)

Miffy: "Thank you, Woodcutter. You saved me! The end."

(「ありがとう、木こりさん。私を助けてくれたのね。おしまい。」)

 

もはや確信犯のミッフィー、パパに木こり役を依頼。パパも劇に参加できて楽しそうですな。

この"Be gone!"というのも、物語などでよく使われるフレーズでしょうか。「ここから立ち去れ!」ということですね。

 

Mother: Oh, well done. What a lovely play!(ああ、良くできたわね。なんていい劇だったの!)

Father: Well done, you two.(良かったよ、二人とも。)

Miffy: Dan, you were great. Did you do what I say and pretend no one was watching?

(ダン、上手だったわ。私が言ったとおりにしたの? 誰も見ていないと思い込むって。)

Dan: I didn't have to. No one was watching. Everyone was in the play!

(そんな必要なかったよ。誰も見ていなかったもの。みんな劇をしていたんだから!)

Miffy: You're right!(本当ね!)

 

誰も見ていないふりをしなくても、みんなが劇に出ていて本当に誰も見ていなかったんだから、緊張しなかったよ! というダンのせりふでみんなが笑って、おしまい。

 

ティクテーション、回数を重ねるごとに慣れてきました。

最近は、NHK worldの英語音声のみの番組(BS1で時々放送しています)もよく録画して観ているのですが、字幕がついていなくても、内容をすんなり理解できることが増えてきて嬉しいです。一般向けの情報番組などだと、難しい語彙を使わないように配慮されているので、かえってフィクションより理解しやすかったりするのですね。

こんなに色々な教材に触れることができるのは育休中の今くらいなので、他の学習と両立させながら、スキマ時間でちょいちょいと楽しく英語をやっております。

 

次もまた、更新は1週間後になるやもしれません。

いつものように、無理なくマイペースに続けていきます。またお会いしましょう〜。

英語リスニング・ディクテーションチャレンジ!その④ 〜「ミッフィーのぼうけん」10月1日放送分〜

こんにちは。

先週は「ミッフィーのぼうけん」お休みでしたね。

その間にロシア語やらスペイン語やら、他の話題をアップしようかと思っていたのですが、今月末に迫ったスペイン語検定4級の準備が佳境に入っており、なかなか時間がとれませんでした。

先週あたりから「スペイン語検定対策4級問題集」を使って対策を始めたのですが、思っていた以上に「接続法」に手を焼いています。直接法過去、接続法現在、接続法現在完了、接続法過去、接続法過去完了…うーん、使い分けが難しい〜。

とはいえ、今日は英語で「ミッフィー」をディクテーションする回ですので、スペイン語の話はまた改めて。

 

その前にひとつだけ、スペイン語の小ネタ。

スペイン語で「しゃぶる」という意味の動詞、chupar(チュパール)が「そのまんまやんけ〜」なかんじでお気に入りです。活用をあえて平仮名で書くと…

 

「ちゅぽ、ちゅぱす、ちゅぱ、ちゅぱもす、ちゅぱいす、ちゅぱん」。

 

かわいいですね。

 

閑話休題

今日も「ミッフィー」の英語、がんばって聴き取りました。いつものように、ちょこちょこと解説もつけています。訂正・ご指摘などは、コメント欄にてどうぞ。

 

※この「ディクテーション」シリーズの詳細や注意事項については、下記リンクをご覧ください。

英語リスニング・ディクテーションチャレンジ!〜「ミッフィーのぼうけん」より〜

 

 

ミッフィーのアイスクリーム」10月1日(日)放映

 

ミッフィーと犬のスナッフィーが遊んでいるところに、くまのボリスのアイスクリーム屋台(移動販売?)がやって来ます。

 

Miffy: Ready, Snuffy? Catch!(いい、スナッフィー? キャッチして!)

Boris: Ice cream! Ice cream! Who wants a cool and yummy ice cream?

(アイスクリーム! アイスクリーム! 冷たくて、おいしいアイスクリームが欲しい人?)

Miffy: Me! please!(私! くださいな!)

Boris: Hello dear, Miffy! You're my first customer today. (hic) Oops! That sounded like…(hic)

(こんにちは、ミッフィー。君は今日最初のお客さんさよ。(ヒック)おっと! 今の音は…(ヒック))

Miffy: Hiccups.(しゃっくりね。)

 

ボリス、のっけから、しゃっくり(hiccups)を連発。しゃっくりの音って、英語でどう表記するんだ…? とネットで調べたところ、幾つかパターンがある中で"hic"が最も有力なようだったので、本稿ではそちらを採用します。

 

Boris: Exactly what I was going to say. Now, one ice cream for miffy coming right (hic) up! Here we go!(hic)

(まさにそれを言おうとしていたんだよ。さあ、ミッフィーにアイスクリーム一つ、おまちどお…(ヒック)さま! さあどうぞ!(ヒック))

Miffy: Oh, Snuffy!(あら、スナッフィー!)

Boris: Oh well, I guess that one was for Snuffy(?). Let's try again.

(ああ、これはスナッフィーのだったようだね。もう一度やろう。)

 

ボリス、しゃっくりの弾みで、アイスを落としてしまいました。これじゃあ商売になりませんね。

coming right upという表現は「今まさにやって来る」というときに使われます。「アイスがミッフィーのところにやって来るよ!」ということで、つまり「アイスお待ちどおさま!」となるわけですね。

最後のボリスの台詞が速かったので自信ないのですが、落としたアイスはスナッフィーにあげたんだよ、とボリスは開き直っているようです。

 

Boris: Sorry, Miffy.(ごめんよ、ミッフィー。)

Miffy: That's OK, Boris.(いいのよ、ボリス。)

 

何度やっても、しゃっくりが邪魔をしてアイスをうまく渡せません。

 

Boris: Go away, silly hiccups! I can't serve ice creams like this.

(消えろ、ばかなしゃっくりめ! こんなんじゃ、アイスを出せないよ。)

Miffy: I know. I could help you, Boris.

(わかったわ。私があなたを手伝うわ、ボリス。)

Boris: Oh, would you, Miffy? That would be (hic) ever so kind.

(ああ、そうしてくれるかい、ミッフィー? それは(ヒック)とても親切なことだね。)

Miffy: One ice cream for me coming up! There! Umm…yummy.

(私に、アイスクリームをひとつ! ほら! うーん…おいしい。)

Miffy: No, Snuffy. You've had enough.(だめよ、スナッフィー。あなたは充分食べたでしょ。)

 

ボリスの"I can't serve ice creams"という表現ですが、アイスクリームって複数形にできる(可算名詞)んだ…ということを初めて知りました。a cup of coffee, a piece of cakeのように単位が前につくものだと思っていましたが、辞書(ジーニアス英和辞典)にもきちんと例文で"Two ice creams, please."と載っていましたよ。

さて、ボリスの代わりにアイスクリームを自分で入れたミッフィー。ですが、ボリスが引き続きしゃっくりに悩まされているのを見て…。

 

Miffy: You know, Boris, I can look after your ice cream stall until your hiccups are gone.

(ねえ、ボリス、私、あなたのしゃっくりが止まるまで、アイスクリーム屋台の店番をしようか。)

Boris: Really? Thank you, Miffy. That would be a great (hic) help.

(本当? ありがとう、ミッフィー。それはすごく(ヒック)助かるよ。)

Miffy: You sit down here and relax. And I'll run the ice cream stall.

(あなたはここに座って休んでて。私がアイスクリーム屋台をやるから。)

 

"look after"は「世話する、気をつける」で"take care of"の類義表現ですね。ここでは「(ボリスの代わりに)屋台の面倒を見る」ということになります。

ところで「アイスクリームの屋台」という言葉、最初は"ice cream store"かと思ったのですが、storeはどちらかというと、しっかりした建物に入ったお店をさす語でした。ボリスがやっているような移動式の屋台、露店は"stall"と表現するほうが適切ですね。この2語、特にイギリス英語だと発音だけで区別するのが難しいです。

 

Miffy: Who wants some ice cream? Cool and yummy!

(アイスクリームが欲しい人はいますか? 冷たくておいしいですよ!)

Melanie: Me, please, Miffy.(私、欲しい、ミッフィー。)

Miffy: One ice cream for Melanie coming right up!(メラニーにアイスクリーム一つ、お待たせ!)

 

ミッフィーのお友達のメラニーが来ましたね。

ところで、今回、アイスクリームにお金を払っている人が皆無なんだけど大丈夫かしら…。と、いらんところに気づいてしまう私です。

 

Melanie: Hi, Boris!(こんにちは、ボリス!)

Boris: Hi, Melanie! (hic)(やあ、メラニー!(ヒック))

Miffy: He's got hiccups. I'm helping him until they're gone.

(ボリス、しゃっくりをしているの。止まるまで、私が彼を手伝っているのよ。)

Melanie: Thank you. I know how to cure your hiccups, Boris. You have to stand on one leg.

(ありがとう。私、しゃっくりを止める方法を知っているわ、ボリス。片足で立って。)

Boris: Like this?(こうかい?)

Melanie: Yeah, good! And now, rub your tummy.(いいわ!そして、お腹をさするの。)

Miffy: That's it, Boris!(がんばって、ボリス!)

 

「しゃっくりを止める」は"stop"ではなくて"cure"を使うのですね。治療する、というわけ。

しゃっくりを止める方法と言えば、水をお椀の反対側から飲むとか、息を止めるとか聞いたことがありますが、「片足で立ってお腹をさする」というのは…。メラニーのオリジナルでしょうか? それともイギリスでは定番なのかしら。

"That's it."は色々な場面に使える表現で、辞書にも「その通り」「おしまい」「いよいよ始まるぞ」「万事OKだ」など様々な訳が載っています。この場面では、片足立ちで頑張っているボリスを「そうそう、その調子!」と励ますのに使われていますね。

で、ボリスは頑張ったのですが、転んでしまっただけで結局しゃっくりは治りません。

 

Melanie: Well, it always works for me.(うーん、私はいつも(この方法で)うまくいくんだけど。)

Boris: It was worth a try. (hic) Thanks anyway, Melanie.

(やってみる価値はあったよ。(ヒック)いずれにせよ、ありがとう、メラニー。)

Melanie: Bye!(バイバイ!)

Miffy: Bye, Melanie.(バイバイ、メラニー。)

 

動詞"work"には「働く」の他に、何らかの方法が「うまくいく」、薬などが「効く」という意味もあります。

"worth a try"で「やる価値がある」ですね。「だめもとでも、とりあえずやってみようよ」という時などにも使われます。

 

Boris: Ah… if only I could stop (hic) hiccuping for long enough (hic) to have an ice cream.

(ああ…アイスクリームをひとつ持つ間だけでも、しゃっくりを止められればなあ。)

Miffy: Don't worry, Boris. Oh!(心配しないで、ボリス。あっ!)

 

"if only..."で、「〜でありさえすれば…」と残念な気持ちを表します。アイスクリームをひとつ売ることすらできないボリス、悔しそうですね。

そこへ、ミッフィーの伯母のアリスがやってきます。屋台のラッパをパフパフと鳴らして、伯母さんを驚かすミッフィー

 

Alice: Oh!(あら!)

Miffy: Ice creams!(アイスクリームよ!)

Alice: Miffy! You gave me a bit of a shock there!ミッフィー! びっくりしたじゃないの!)

Miffy: I'm looking after Boris's ice cream stall.(ボリスのアイスクリーム屋台を手伝っているのよ。)

Alice: So, I see. But where is Boris?(そう、わかったわ。でもボリスはどこ?)

Miffy: He's got the hiccups. He can't get rid of them no matter what he tries.

(彼はしゃっくりをしているの。何をやっても止めることができないのよ。)

Alice: Hm, well have you tried…?(うーん、これは試してみた…?)

 

アリス伯母さんの"a bit of a shock"という言葉、直訳すると「ほんの少しのショック」ですが、"a bit of a…"を使って反語的に「ものすごく、大した」という意味をあらわすこともあります。日本語でも、本当に素晴らしいものに対して「これはちょっとすごい」と言ったりしますよね。

"no matter what …"で、「たとえ何を〜しても」。同様に、"no matter how"(どんなに〜しても)、"no matter who"(誰が〜しても)など、他の疑問詞を使うこともできます。

アリス伯母さん、しゃっくりを止めるための秘策をミッフィーに伝授しているようですね。

 

Miffy: One ice cream for aunt Alice coming up.(アリス伯母さんにアイスクリーム一つ!)

Alice: Hello, Boris.(こんにちは、ボリス。)

Miffy: Oh, I can't reach! Can you help me, Boris?(ああ、届かない!手伝ってくれない、ボリス?)

Alice: Oh yes, well, could you?(ああ、そうね、やってくれるかしら?)

Miffy: It's right to the bottom(?). (ちょうど底のほうなの。)

Boris: Of course, Miffy.(もちろんだよ、ミッフィー。)

 

アイスの箱の底に手が届かない(ふりをする)ミッフィー

最後のミッフィーのせりふ、"right at the bottom"(底のほうにある)なのか、"right to the bottom"(底のほうに向かって)なのかがはっきりしませんでした。どちらでも意味が通じるような気がしますが…?

ボリスがアイスの箱に気を取られている隙に、ミッフィーは大きな音でラッパを鳴らします。びっくりしたボリスの手からアイスが吹っ飛び、アリス伯母さんのコーンにジャストミート!(笑)

 

Boris: Oh!(うわあ!)

Alice: Speedy service, Boris!(スピーディーなサービスね、ボリス!)

Boris: Miffy! What did you do that for? You gave me a fright.

ミッフィー! なんでこんなことしたんだい? 怖かったよ。)

 

ボリスの"What did you do that for?"という台詞ですが、この場合の"for"は「〜のために」と目的を表すものなので、直訳すると「何のためにそんなことをしたの?」つまり「なぜやったの?」という表現になるわけです。

"fright"は「恐怖、驚き、おびえさせるもの」とあるので、怖いくらい驚かせるもの、という日本語にないニュアンスを含んだ語です。

 

Miffy: No, I gave you shock. Just like aunt Alice said.

(ううん、あなたにショックを与えたの。アリス伯母さんが言ったみたいにね。)

Alice: That's right. A big shock is good for getting rid of hiccups.

(そうよ。大きなショックは、しゃっくりを止めるのにいいのよ。)

Boris: No hiccups? No hiccups! No hiccups!(しゃっくりが止まった? しゃっくりが止まった!)

Miffy: And that means…?(ということは…?)

Boris: Oh, yes. Ice cream!(ああ、そうだ、アイスクリーム!)

 

しゃっくり、無事に止まりましたね。

びっくりするとしゃっくりが止まる、というのは日本でも聞きますが、万国共通なのでしょうか。

満を持して、アイスクリームを… あんたが食べるんかーい!! とボリスにツッコミを入れる関西人(私)。

 

Miffy: Oh, Snuffy! You've eaten too much ice cream. Now you got hiccups!

(あら、スナッフィー! アイスクリームの食べすぎね。今度はあなたがしゃっくりしてる!)

Alice: Oh no! Snuffy!(あらまあ、スナッフィー!)

 

犬もしゃっくりをするものなのかしら。というオチがついて、今回はおしまいです。

 

さて、無事に4回目が終了しました。

最近は、冒頭でも言ったとおりスペイン語の学習が立て込んでおりますが、スペイン語の検定対策についても何か書いていけたらいいな、とは思っています。とはいえ、「無理しないこと」が最優先。ミッフィー(英語)とチェブラーシカ(ロシア語)も少しずつ続けていきつつ、ゆったりとしたペースで更新していこうと思います。

今後とも、どうぞ、よしなに。

では、また近いうちにお会いしましょう。