かあさんは雨女

語学と育児、その他いろいろ。

英語リスニング・ディクテーションチャレンジ! 〜「ミッフィーのぼうけん」4月1日放送分〜

こんにちは。

新年度になりましたね。育休継続中の身としては、これまでの暮らしに何ら変化がある訳でもありませんが、なんとなくウキウキしてしまう私です。

今年度も、英語、ロシア語、スペイン語の学習と両立させつつ、育児もしっかり楽しんでいきますよー。

 

(そういえば、実は、先月あたりから漢検1級に向けた勉強も始めているのです…。また近々、今学習していることや目標、学習の進め方について、まとめて書きたいと思っています。)

 

さて、今日は毎週恒例「ミッフィーのぼうけん」英語ディクテーションの回です。少し遅くなりましたが、4月1日放送分をお送りいたします。

今回は「ミッフィーとみずたまり」。「ミッフィーのぼうけん」シリーズの記念すべき第一作目です(再放送かな? エピソードリストを見る限り、この日本版はヨーロッパで放映されたものと同じ順序では放映していないようですが…)。

 

※この「ディクテーション」シリーズの詳細や注意事項については、下記リンクをご覧ください。

英語リスニング・ディクテーションチャレンジ!〜「ミッフィーのぼうけん」より〜 

 

ミッフィーとみずたまり」4月1日放送

 

窓の外を眺めて、なんだかションボリしているミッフィー

いつものようにナレーション氏が声をかけます。

 

Narration: Hello, Miffy. Is something wrong?(やあ、ミッフィー。どうかしたのかい?)

Miffy: I want to play hide-and-seek with my friend outside, but it's raining.

(私、友だちと外でかくれんぼをしたいんだけど、雨が降ってるの。)

Narration: It sounds to me like someone's in a bit of grump.

(誰かさんは、ごきげんナナメみたいだね。)

Miffy: I am not in a grump. I just want to play outside with my friend. Oh!

(そんなんじゃないわ。私、外で友だちと遊びたいだけ。あ!)

 

"hide-and-seek"は「かくれんぼ」。"hide-and-go-seek"ともいうそうです。直訳すると「隠れて、探しに行く」ということですね。「かくれんぼをする」という意味の動詞としても使える語です。

"grump"は「不機嫌」という意味の名詞。"in a grump"で「機嫌が悪い」という風に使えるのですね。以前、形容詞形の"grumpy"(不機嫌な)という語も紹介したことがありました。

 

鳴き声を聞きつけたミッフィーがドアを開けると、犬のスナッフィーが入ってきました。

 

Miffy: It's Snuffy! Soaky doggy.(スナッフィーだ! びしょぬれのわんちゃん。)

Narration: That's nice. One of your friends has come to see me.

(すてきだね。友だちが会いに来てくれたじゃないか。)

Miffy: Stay still, Snuffy. I need to dry you!(じっとして、スナッフィー。乾かさなきゃ!)

 

"soaky"という語は辞書を調べてもヒットしませんでしたが、"soak"(濡れる、浸す)の形容詞形で「びしょ濡れの」という意味の語だと思われます。ネット検索ではいくつかヒットするので、おそらく新語なのでしょう。

スナッフィーはミッフィーの手を逃れ、びしょ濡れのまま家の中に入っていってしまいました。

 

Miffy: Snuffy?(スナッフィー?)

Narration: Have you lost Snuffy?(スナッフィーを見失ったの?)

Miffy: I think she's hiding. Snuffy, where are you?(彼女、隠れてるみたい。スナッフィー、どこ?)

 

動詞"lose"は「(物を)失う、なくす」だけでなく、人や動物を「見失う」という意味でも使えるのですね。

あちこち探しまわるミッフィーですが…?

 

Miffy: Snuffy, is that you? Where are you? She's disappeared.

(スナッフィー、あなたなの? どこ? いなくなっちゃった。)

 

物陰から現れたスナッフィーが、ミッフィーの頬をペロリ。

 

Miffy: Uh! Snuffy!(わあ! スナッフィー!)

 

遂にスナッフィーを見つけたミッフィー

 

Miffy: There you are. I can see you!(そこにいたのね。見えてるよ!)

 

捕まえようとしたそのとき、誰かが玄関をノックします。

 

Miffy: Oh. Stay there, Snuffy.(あ、そこにいて、スナッフィー。)

 

訪ねてきたのは、ぶたのグランティ。

 

Grunty: Hello, Miffy.(こんにちは、ミッフィー。)

Miffy: Grunty! You came to play! I'm playing hide-and-seek with Snuffy. You can help me catch her if you like.

(グランティ! 遊びに来てくれたの! スナッフィーとかくれんぼをしてるの。よかったら、見つけるのを手伝ってくれない?)

Grunty: Oh.(うん。)

 

一緒にスナッフィーを探して!というミッフィーの依頼ですが、"if you like"(もし良かったら)というフレーズを付け加えると、押しつけがましくなくていいですね。

ここからミュージカルパートです。

 

Miffy: Snuffy, Snuffy, where has she gone?(スナッフィー、スナッフィー、どこにいったの?)

Miffy: Snuffy's hiding wherever I look(?)(スナッフィーは、どこにでも隠れてる。)

Grunty: Snuffy, Snuffy, are you ever here?(スナッフィー、スナッフィー、ここかしら?)

Grunty: Snuffy has completely disappered(スナッフィーは完全にいなくなっちゃった。)

Miffy: Snuffy, Snuffy, where can she be?(スナッフィー、スナッフィー、どこにいるの?)

Miffy: Snuffy's hiding from Grunty and me.(フナッフィーはグランティと私から隠れてる。)

Grunty: Snuffy, Snuffy, are you ever there?(スナッフィー、スナッフィー、そこかしら。)

Grunty: Snuffy could be hiding anywhere!(スナッフィーはどこにでも隠れてるかも!)

 

2行目の終わりが、何と言っているのかサッパリでした。"wherever"又は"forever"の後にsの音が聞こえたように思うのですが、意味をとることができませんでした。

他には、特に難しいところはないですね。

 

タンスの中に隠れているスナッフィーを発見した二人。

 

Miffy&Grunty: Snuffy, found you! (スナッフィー、見つけた!)

Miffy: That was a good game, Snuffy. But I do need to get you dry.

(面白いゲームだったわ、スナッフィー。でもあなたを乾かさなきゃね。)

 

スナッフィーはお風呂場に連れて行かれちゃいました。

タオルでスナッフィーを捕まえようとする二人から、更に逃げまわるスナッフィーです。

 

Miffy: Hey, stay still(?), Snuffy!(ねえ、じっとして、スナッフィー!)

Grunty: Oh!(わあ!)

 

そこへ、またノックの音。

 

Miffy: Who's that?(誰?)

 

来てくれたのは、メラニーでした。

 

Miffy: It's Melanie! メラニーだ!)

Melanie: Hello, Miffy. Hi, Grunty.(こんにちは、ミッフィー。こんにちは、グランティ。)

Grunty: Hi.(こんにちは。)

Melanie: I came as soon as it stopped raining.(雨がやんだから、すぐ来たよ。)

Miffy: Yay! It stopped!(わーい! (雨が)やんだ!)

Grunty: Now we can play outside!(外で遊べるようになったね!)

 

以前にも取り上げたことがありますが、"stop -ing"で「〜するのをやめる」。"stop to ..."とto不定詞を使うと「〜するために立ち止まる」という違った意味になってしまうので要注意です。

 

Grunty: Where's my umbrella? Snuffy!(私の傘はどこ? スナッフィー!)

 

傘がないことに気づいたグランティ。

(私、雨が止むといつも持って来た傘を忘れて行っちゃうんだよな…。ちゃんと気づいて、えらいぞ、グランティ。)

ここでも、いたずらっ子のスナッフィーが傘を持って逃げてしまいました。

 

Miffy: There it is! Stop!(そこだわ! 止まって!)

Melanie: Come back, Snuffy!(戻っておいで、スナッフィー!)

Grunty: Drop it! Come back!((傘を)離して! 戻ってきて!)

 

追いかける3人の手から逃れて、水たまりに逃げこんだスナッフィー。

 

Miffy: Snuffy!(スナッフィー!)

Grunty: Well, I got my umbrella back.(うん、私の傘が戻ってきた。)

Miffy: Let's play with Snuffy in puddle!(スナッフィーと水たまりで遊びましょ!)

 

"puddle"は「水たまり」。「パドル」という音から「ボートを漕ぐ棒」を想像してしまいましたが、そっちは"paddle"でした。

水たまりに飛び込んで、3人と1匹(いや、よく考えたら4匹か…?)、とっても楽しそう。

 

Narration: Are you having fun with your friends, Miffy?

(お友だちと楽しんでるみたいだね、ミッフィー?)

Miffy: Oh, yes! We played hide-and-seek, and tug-of-war, and chase, and now we're playing splashing in puddle.

(そうよ! 私たち、かくれんぼや綱引き、鬼ごっこをしたし、今は水たまりでパシャパシャ遊んでるの!)

 

"tug-of-war"は「綱引き」のこと。(そんなことしてたっけ…?)"tug"という語には「強く引くこと、強く引く力」という意味があります。ちなみに辞書を引いていて偶然見つけたのですが、"tug-of-love"で「親権争い」という意味になるそうです。夫婦間で子どもを巡って、愛情の引っ張り合い、ということでしょうか(複雑…)。

 

Narration: Well, it looks like you could have fun and play games of rainy days after all. 

(そうだね、楽しく遊んだし、雨の日の遊びも結局できたんじゃない?)

Miffy: And you can only splash in puddles when it's been raining. Look!

(それに、水たまりのパシャパシャ遊びは雨のときにしかできないわ。見て!)

 

最初は「雨だから遊べない」とションボリしていたミッフィーですが、雨の日の遊びも、外遊びも、どちらも楽しめたということですね。

そして、飛び込んでみた水たまりが思いのほか深くて、びっくりするミッフィー

メラニーとグランティ、スナッフィーもそこに飛び込みます。

 

Grunty: Puddles are fun!(水たまりって楽しい!)

 

「洗濯が大変や…」とオカン目線になってしまう日本の新米オカン・私。

ま、子どもたちが楽しそうで何よりですね。おしまい。

 

 

さて、次回も「ミッフィー」のディクテーションを進めつつ、ロシア語の「チェブラーシカ」プロジェクトも新たなエピソードに入っていきたいと思っております。

また、スペイン語については、DELEのB1対策に新たな教材を発注しておりまして、そちらが届き次第、学習計画をまとめてまいります。

 

まあ、何にしても、無理のないペースで。少しずつ、ゆるりとやってまいりますので、今年度もどうかよろしくお願いいたします。

 

それでは、またお会いしましょう。